中日側は、高橋宏斗投手がマウンドに上がる
田中は今季これまで6試合に先発しており、成績は3勝3敗、防御率2.25と健闘を見せている
前回の登板、5月27日のオリックス戦では、7回2安打無失点の好投を披露し、勝利を収めた
この試合において、彼は「バンテリンドームでの初登板ですが、私のようなオーバースロー（肩の位置が高い投球スタイル）を持つ投手や、フォーク（変速球の一種）を使用する投手には相性が良いマウンドだと思います
非常に良いフィーリングです」と、自信を持って臨む姿勢を見せた
さらに、バッティングも注目されている
高校時代には通算20本塁打を記録しており、この試合でも打席に立つ機会がある
しかし、「相手は高橋宏斗投手なので、打てないと思って臨もうかなと思います」と自身の打撃に対して謙虚な姿勢を示した
また、田中はこの日21歳の誕生日を迎えており、「昨年はプロ2年目で経験不足でしたが、今年は3年目として自信を持ってプレーしています
これからの来年、再来年に向けて大切な1年にしなければならない」と、将来に対する意気込みを語った
田中晴也投手の成長は目を見張るものがあります。若手選手の出場が増える現代プロ野球において、彼のような実力派が台頭してくることは、チームやファンにとっても希望の光です。今後の成長を見守りたいと思います。
キーワード解説
- オーバースローとは？投手が肩を高く位置させて投球するスタイルで、直球の威力が増す傾向があります。
- フォークとは？ボールが急激に落ちる特性を持った変化球で、打者を困惑させることができます。
