この日の先発は前日に21歳の誕生日を迎えた田中晴也投手
初回から2イニング連続で得点圏にランナーを背負うも、無失点と落ち着いた投球を披露します
さらに3回にはこの日初の三者凡退としました
しかし4回
好調をキープしている中日・上林誠知選手からのソロHRを浴び、先制を許します
すると直後にロッテ打線が躍動
中日の先発・髙橋宏斗投手の前に連打と四球で無死満塁の好機を迎えます
ここで打席に向かったのは高校時代から打撃に定評があった田中投手
初球のツーシームをとらえ、レフトへヒットを放ちました
この間にランナー2人が生還
プロ初ヒットが自身を援護する勝ち越しタイムリーとなりました
さらにその後も2アウト満塁の好機をつかんだロッテ打線
暴投の間にランナーが生還し、2点リードとしました
しかし以降は両チーム得点の好機を迎えるも決定打が出ず、9回裏に突入
マウンドには鈴木昭汰投手があがります
2アウトまで順調に重ねた鈴木投手でしたが、ここで中日打線につかまりました
ヒットと死球で2アウト1、2塁を迎えると代打・石川昂弥選手のタイムリーを浴び1失点
さらに代打・石橋康太選手に四球を許し2アウト満塁とピンチを拡大すると、岡林勇希選手の同点タイムリーを浴びました
続く田中幹也選手には四球を許し、押し出しでのサヨナラ負けとなりました
この試合では、若手投手の田中晴也が奮闘したものの、終盤のピンチで中日に逆転される結果となりました。特に、サヨナラ負けは非常に悔しい結末であり、今後のチームの課題を浮き彫りにしました。ただ、若手投手の成長が見られた点は明るい材料です。
キーワード解説
- ツーシームとは？：ツーシームは、通常のストレートよりも少し変化する投球で、バッターを翻弄するために用いられる球種の一つです。
- サヨナラ負けとは？：サヨナラ負けは、試合の最終回に相手チームが勝ち越し点を取ることにより、試合終了前に負けてしまうことを指します。
- タイムリーとは？：タイムリーは、打者がヒットを打つことで得点が生まれる状況を指し、得点を直結させる重要な打撃のことです。
