ソフトバンク・山川穂高が初のベンチスタート、チーム内の変化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月9日、福岡にあるみずほペイペイドームで行われたプロ野球ソフトバンク対中日の試合では、ホークスが8-4で勝利し、2度目の同一カード3連勝を飾りました

この試合では野村選手が2試合連続で6号3ランを打ち、チームを優位に導きました

しかし、この日の試合では、開幕からスタメンを守り続けてきた山川穂高内野手(33)が、194試合目にして初めてベンチスタートとなるという波乱がありました

小久保監督は、チーム編成において重要な選手たちを明確に定義しています

山川選手は、昨年に引き続き開幕から4番を担ってきましたが、打撃フォームが本調子に戻らない影響で、開幕39試合目には打順が7番に下げられ、53試合目にはスタメンから外れることになりました

この決断の背景には、ケガから復帰した近藤選手をDHとして出すために、中村選手か山川選手のどちらかを外さなければならない状況がありました

指揮官は「現在の打順を維持するためには(中村)晃を外さない方が良い」と語り、中村選手は現在リーグ2位の出塁率を誇っています

昨シーズンは首位を独走していたソフトバンクですが、今季はBクラスに低迷している状況も影響を与えたと見られます

昨年の2冠王である山川選手が4番を降格し、さらにはスタメン落ちとなる驚きの事態が発生しました

山川選手は自身の状況について冷静に語り、「スタメン落ちは初ではないので、技術面が改善されない限り出場するのは難しい」と述べました

そして、「過去の成功へのこだわりは手放さないが、新しい打ち方を試みることで、今後のパフォーマンスを向上させたい」と意気込みを示しました

不動の4番としての地位から変化を迎えた山川選手が、今後どのように巻き返していくか、ファンや関係者の注目が集まっています

ソフトバンクの山川選手が初めてベンチスタートとなったのは驚きであり、この選手が持つ実力の変化に注目が集まっています。技術面での低迷が続き、チームメイトとの兼ね合いも影響している中で、次のステップに進む意欲が伺えます。今後の試合での彼のパフォーマンスが期待されるところです。
キーワード解説

  • ベンチスタートとは?:選手が試合の先発メンバーに選ばれず、控え選手として出場を待つ状態を指します。
  • 出塁率とは?:選手が出塁した回数を打数で割った数値で、選手の出塁能力を示す重要な指標です。
  • HR(ホームラン)とは?:打者が球を打ち、フィールドの外に飛び出すことで得られる得点です。長打の中でも特に高い価値を持ちます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。