ソフトバンクの盛島稜大捕手が2軍戦に向けて意気込みを語る

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ソフトバンクの注目捕手、盛島稜大が2軍戦での成長を誓う

福岡ソフトバンクホークスの育成選手、盛島稜大捕手(21)が5日、2軍戦での成長を誓った

彼は春季キャンプで1軍(A組)に抜擢されるまでの道のりを経て、6日から始まるウエスタン・リーグの試合に挑むことになる

盛島選手は「3軍でしっかりやってきたことを2軍でも活かしたい」と強い意気込みを語った

盛島選手は沖縄の興南高から育成ドラフト14位で入団し、身長187センチ、体重107キロの大型捕手として期待されている

特に、元ソフトバンク監督で現チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)の城島健司氏からも注目されている

今年の春季キャンプでは自身初のA組スタートを果たしたが、途中でB組(2軍)に降格

在籍中は悔しさを感じつつも、「今回は少しでもアピールできれば」と語った

盛島選手は3軍で守備力を強化し、特に「フレーミング」と呼ばれる捕球時の体勢に力を入れている

この技術は、投手が投げたボールをどのように持って捕るかを含み、打者に対する緊張感を高める要素でもある

また、打撃に関しては、最小限の動きでバットを出すスイングの習得に成功

ファームでの非公式戦では37試合に出場し、打率3割4分3厘、3本塁打と素晴らしい成績を収めている

昨シーズンは99試合で打率2割9分9厘、4本塁打だったことからも、確実に成長していることがわかる

大道典良3軍打撃コーチは「スイング軌道が安定し、選球眼も向上した

昨年は空振りが多かったが、それが改善されてきた

練習でも飛距離が出るようになり、守備も含めて昨年とどれだけ変わったかを見せて欲しい」と期待を寄せている

盛島選手は、4日から2年目捕手の藤田悠太郎(20)とともに、福岡県筑後市のファーム施設で打撃練習に励んでいる

体と技術を鍛え上げ、存在感を証明する決意を持っている

盛島稜大捕手は、その身体的な特性と努力で、今後の成長が非常に楽しみです。2軍での試合を経て、どのように成績を残していくのか、多くのファンが彼を応援することでしょう。新たな才能が育つ過程を見守るのは、プロ野球ファンにとって嬉しいことです。
キーワード解説

  • フレーミングとは?捕手がピッチャーの投げたボールをどのように捕るかに関わる技術で、ボールが入る位置を正確に示すことで、ストライクかボールかの判定に影響を与えることがあります。
  • 選球眼とは?投手が投げたボールを見極める能力で、どのボールを打つべきか、または見送るべきかを判断するための重要なスキルです。選球眼が良い選手は、より多くのボールにヒットできる可能性が高まります。

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