ソフトバンク・近藤、今季初タイムリーで期待高まるもチームはサヨナラ負け

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◇交流戦 ソフトバンク2―3ヤクルト(2025年6月6日 神宮) 神宮球場で行われた交流戦で、ソフトバンクの4番・近藤健介選手が今季初のタイムリーを放つ場面が話題となった

この試合は、ソフトバンクが1点リードの8回1死一塁の場面で、ヤクルトの投手・大西を相手に中越えへの適時二塁打を記録した

しかし、この打席が46打席目にしての初のタイムリーだったため、「今季初」という意外性に注目が集まった

試合のスタート時には、打点がわずか1、得点圏打率が「0.000」という厳しい状況に置かれていた近藤選手

特に、6回には無死一、三塁の絶好機に二ゴロ併殺打に倒れるなど、決定的なチャンスを生かせない場面が続いていた

先制点にはなったものの、追加点が必要だった中での打席だったため、彼は「自分のバッティングができた」と振り返る

また、前日までの試合で山川選手がスタメンから外れたこともあり、近藤選手は4番に据えられてプレッシャーを感じていた

この試合後、近藤選手は「今日は逃げ切らなければいけないし、(点を)取れるところで取っておかないとこうなるという試合」と敗戦を悔いるコメントを残した

監督の小久保選手も打線に対する期待が高かったため、この試合の結果には苛立ちを隠せなかった

今シーズンの初打点となった近藤選手の一打は期待される選手の責任感を感じさせた

しかし、チームとしては勝利に結びつかなかったことが残念であり、近藤選手の復活がチームを乗せるきっかけとなることが待たれる

今回の試合では、近藤選手が今季初のタイムリーを放つも、チームは敗北を喫しました。選手としての自覚や責任感が見える一打ではありましたが、チーム全体のパフォーマンスにはまだまだ改善の余地がありそうです。このままでは、期待に応えるには不十分です。
キーワード解説

  • タイムリーとは?試合において得点を生む安打のこと。
  • 得点圏打率とは?ランナーが得点圏にいる時の打率を示す指標。
  • 併殺打とは?一度の打球で二人の走者がアウトになるプレーのこと。

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