中村晃、甲子園での逆転劇を振り返る – 35歳の外野手が語る当時の心境

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福岡ソフトバンクホークスの中村晃外野手(35)が、自身の高校時代を振り返る興味深いエピソードを披露した

彼は帝京高校の1学年後輩である杉谷拳士氏(34)のYouTubeチャンネル「熱スギヤch」に出演し、高校2年生の時に出場した甲子園準々決勝、智弁和歌山戦の思い出を語った

帝京高校は当時、如水館高校および福工大城東高校を下し、準々決勝に進出

しかし試合の8回を終えた時点で、点差は4-8と劣勢の状態であった

この時、杉谷氏が「正直負けたと思いました?」と質問すると、中村は「そうよね、負けやろ」と自身の心境を率直に表現した

しかし、9回表、帝京は怒涛の反撃を開始する

前田三夫監督はすでに継投を使い切ったピッチャーの打席に代打を送り込むと、そこから一気に得点を重ね、ついには12-8と逆転を果たしたのだ

ところが、最後の守備で中村は困難な状況に直面する

杉谷氏が「前田監督が‘ピッチャーがいなくなった’と言ったとき、どう感じたか?」と問いかけると、中村は中学までピッチャーだったことから「俺、知らないよって後ろ向いてた

監督にも“お前、目をそらしたよな”って言われた」と対処に困っていた心境を明かした

このエピソードは、逆転劇の感動だけでなく、選手たちの切羽詰まった状況をあぶり出すものとなっている

中村晃選手の高校時代のエピソードは、スポーツのドラマさを感じさせる。逆転劇というのは見る側にも感動を与える瞬間だが、それを経験した選手自身の切実な葛藤も同時に存在する。彼の振り返りからは、勝負の厳しさとチームスポーツの重要性が伺える。
キーワード解説

  • 甲子園とは?甲子園は日本の高校野球の全国大会で、多くの高校が全国の名声をかけて競い合う場所です。
  • 逆転とは?逆転とは、試合などで一度負けている状態から、勝つ状態に変わることを指します。
  • 連投とは?連投とは、選手が連続でプレーすること、特に投手が連続で試合に出続けることを指します。

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