試合は阪神が8-1でオリックスに勝利したが、その中で佐藤選手のグランドスラムが特に印象的だった
試合のクライマックスは、8回裏の1死満塁の場面だった
このとき、直前の打席に立った森下選手が申告敬遠されており、佐藤選手には「一発いったろう、という気持ち」での打席が期待された
彼は川瀬投手の直球を見事に捉え、バックスクリーン右に打ち返す豪快なホームランを放った
このホームランは今シーズン17号であり、佐藤選手は現時点で両リーグトップを独走している
この試合での活躍により、佐藤選手は今シーズン5度目のグランドスラムを達成し、4万2631人の観衆から熱い視線を一身に浴びた
「センター返しが基本だと思うので、飛んでくれて良かった」とフィールドでの自信を語る佐藤選手だった
一方で、弟分の森下選手も3回に自身の10号3ランを打ち、シーズン44打点で一時はリーグ単独トップに立ったが、佐藤選手の満塁弾により45打点に到達して佐藤選手に追い抜かれた
試合後、佐藤選手は「前のバッターが打っちゃうので、あまり打点を稼げないなと思う時もありますけど、僕も負けないように頑張ります」とコメントし、藤川阪神が誇る3、4番の強固な絆とライバル意識を示した
両選手の今後の活躍から目が離せない
阪神の佐藤輝選手が、豪快な満塁弾で試合の流れを決定づけたことは非常に印象的です。彼の打撃力はもちろんですが、弟分の森下選手との連携も注目されます。チームの士気向上に寄与する二人の競争が、さらに阪神を強くする要因となるでしょう。
キーワード解説
- グランドスラムとは?:グランドスラムは、満塁の状態で打ったホームランのことを指し、四人の走者が同時にホームインします。非常に価値の高い打点が入ります。
- 申告敬遠とは?:申告敬遠は、投手が特定の打者を意図的に出塁させるために、勝負せずに敬遠することを球審に申し出る制度のことです。

