西武に逆転負け、阪神の連勝がストップ
「西武4-2阪神」(10日、ベルーナドーム)において、阪神タイガースが西武ライオンズに逆転負けを喫し、連勝が4でストップした試合は序盤から阪神ペースで進行し、特に先発投手の才木が気迫の投球を展開
才能が高く評価される若手投手である才木は序盤から強気のピッチングを見せ、6回には最大の山場を迎えることとなった
しかし、8回に3番手の桐敷が善戦むなしく4失点を喫し、試合は優位を奪われる展開に
防御率で12球団トップを誇る阪神の投手陣はこの試合ではまさかの踏ん張りを欠き、影響を及ぼした
これにより、才木は6勝目を逃してしまう結果となった
特に注目を浴びたのは、桐敷がこの回に西川、滝沢に連打を浴び、続く牧野には送りバントを許さず、どうにか危機を脱したかと思われたが、さらなるピンチでネビンに右翼線を破られ1失点、続いて外崎を申告敬遠した後、源田、山村にも連打を許し一気に勝ち越されてしまった
藤川監督はここで漆原にスイッチを決断したが、直後に長谷川に左犠飛を許し、結果として4点目を奪われた
桐敷にとっては、4月15日のヤクルト戦以来の失点、実質的には20試合ぶりの自責点となる
試合は、西武が8回に逆転した後、阪神は反撃の機会を逃し、最終的に試合終了を迎えた
序盤、阪神は2回に熊谷が右前打で先制点を挙げ、続いてヘルナンデスも追加点を奪ってリードを広げていった
熊谷は「みんなでつないで作ったチャンスでしたし、気合いで打ちました」とコメントし、最後までチームの士気を保とうとした
一方、才木は自身のピッチングとは裏腹に、チームの流れを変えることができず悔しい敗北となった
安定した投球を見せた才木だが、圧倒的な攻撃力を誇る西武に勝つためには、さらなる課題を克服していく必要がある
今試合では阪神が序盤からリードするも、8回に桐敷の失点が響き、逆転負けを喫した。連勝がストップした阪神にとって、投手陣の安定感が今後の試合において重要な課題となることは間違いない。
キーワード解説
- 連勝とは?連勝とは、あるチームや選手が連続して勝利することを指し、勝負の流れや士気を高める重要な要素となる。
- 防御率とは?防御率は、投手が被打率や与四球率をもとに出される指標で、投手の実力を測る一つの手段として利用される。
- 自責点とは?自責点は、投手が自分の投球によって失点を招いた際に数えられる得点のことで、投手のパフォーマンスを評価する際の重要な指標である。

