巨人・西舘投手がプロ初先発勝利、岸田捕手が猛打賞で勝利をアシスト

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◇交流戦 巨人7―3ソフトバンク(2025年6月11日 みずほペイペイD) プロ野球・巨人が2023年ドラフト1位指名を受けて入団した右腕、西舘勇陽投手(23)が6月3勝目を挙げ、名実ともに戦力としての地位を確立しつつある

今季初の先発マウンドに立った西舘は、7回を投げて111球を投げ込む力投を見せ、6安打を許しながらも6奪三振を記録、3失点に抑えた

また、岸田行倫捕手(28)は決勝打を含むプロ初の4安打で3打点を叩き出し、西舘への信頼をさらに深める結果となった

試合後、西舘は初の先発登板を振り返り「今シーズン初めてですね

2軍でもないです」と満足そうに語り、結果に大きな喜びを感じている様子を見せた

前日は先発・井上が危険球のため退場し、チームは7投手を起用する疲労困憊の状況だったが、西舘はチームへの配慮を見せつつ、できるだけ長いイニングを投げ抜くことを意識していたという

昨年8月23日の中日戦以来292日ぶりの先発マウンドでつかんだ勝利に対し西舘は「本当に野手の人たちに助けてもらっての1勝だと思います」と、初回に4点のリードを与えてくれた打撃陣への感謝の意を示した

阿部監督は、「今日あまりピッチャーを使いたくなかったんで、よく頑張ってくれました」と西舘を称賛したが、「ですが、僅差で勝てるピッチャーになってほしい」と更なる成長を求める言葉もあった

西舘は「7回も最少失点で終わっていれば良かった」と反省を示しつつ、「次に向けて修正すべきところは修正する」と意気込んでいた

この日の登板を経て、西舘選手は今後の成長に向けた強い決意を見せており、さらなる高みを目指す姿勢を貫いている

今回の試合で西舘投手は初先発勝利を収めたことで、巨人にとって重要なピッチャーの一人となる可能性を感じます。また、岸田捕手の活躍も目立ち、投打の連携の大切さを実感させられました。チーム全体の士気が上がる良い試合だったのではないでしょうか。
キーワード解説

  • 先発投手とは?野球の試合において最初にマウンドに立つピッチャーのことを指し、ゲームの流れを決定づける重要な役割を担います。
  • 奪三振とは?ピッチャーが相手バッターを三振にすること。三振はバッターが打ったボールがストライクゾーン内に入っても打てずに4つのボールが投げられてしまう場合に発生します。
  • 草野球とは?アマチュアや社会人が行う野球のことであり、プロとは異なるルールが適用されることが多いです。

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