阪神、逆転サヨナラ負けで苦しい交流戦を続ける

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◇交流戦 阪神2―3西武(2025年6月11日 ベルーナD) 阪神タイガースは、6月11日に行われた対西武ライオンズ戦でサヨナラ負けを喫し、前日10日に続いて逆転負けとなった

この試合では、阪神が2点リードして迎えた9回に思わぬ展開が待ち受けていた

9回に登板したリリーフ投手の湯浅は、まず1死を取ったもののその後四球や死球、三塁内野安打で満塁のピンチを招いた

ここで守護神としてチームを支えている岩崎がマウンドに上がったが、源田に右翼線へ2点タイムリーヒットを打たれ、スコアは2対2の同点に

続けて長谷川を申告敬遠(攻撃側が指定して出塁させること)し、再度満塁となった

2死後、炭谷が右前へサヨナラ打を放ち、試合は西武の勝利となった

この日、阪神打線は序盤から活発な攻撃を見せ、6回に森下が外角151キロのボールを中前に運び先制点を奪った

その後、9回には4番・佐藤輝が今季18号のソロホームランを放ち、リードを広げた

しかし、投手陣の不振が勝利を阻む形となった

先発投手始め好投していた伊藤将は、7回2/3を投げ4安打無失点という安定した投球を見せ、今季初白星が目前だったがチームの敗戦によってその夢は破れた

今回の試合では、阪神がリードを保ちながらも、最終的に逆転を許してしまう厳しい結果となった。特に9回の失点は、守護神岩崎の登板時に起きたため、ファンにとっては予想外の展開であった。両チームの投手による緊迫した攻防が印象的だったが、阪神は今後の試合で安定した投球と得点力の向上が求められるだろう。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?:試合の最終回に得点を決めて勝利を確定させる打撃のこと。
  • 申告敬遠とは?:投手が出塁を許す意図的な行為として、守備側が選手を無条件に歩かせる手法。
  • リリーフ投手とは?:先発投手に代わって後続のイニングを投げる投手のこと。

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