初回、10日に昇格した坂本勇人内野手(36)の満塁一掃二塁打などで一挙4点の速攻を決めた
坂本は交流戦歴代2位タイとなる67本目の二塁打を記録し、安打数も交流戦330本として同3位タイに浮上した
5番に起用された岸田行倫捕手(28)は、先制打を含むプロ初の4安打を達成し、3打点を挙げるなど、打線が息を吹き返した
今季初先発の西舘勇陽投手(23)は、7回を投げて3失点の粘りを見せ、2年目での先発初勝利を挙げた
坂本は二塁ベース上でガッツポーズを見せ、ベンチのナインも盛り上がりを見せた
「良い流れをつくって回してくれたので、それに乗せてもらいました」と語った
初回の2死満塁の場面では、初球の外角高めの直球を振り抜き、見事な一打で走者を全員還す二塁打を放った
交流戦通算で青木宣親に並ぶ歴代3位タイの330安打、鳥谷敬に並び歴代2位タイの67二塁打を達成した坂本は、リーダーシップを発揮し、チームを鼓舞した
今シーズン初回得点数が少なかったチームに対し、坂本の打撃は大きな影響を与えた
特に6得点をあげたことで、打線の復活の兆しが見えてきた
ファームでの新フォーム改造により、打撃フォームが改善されてきていることも大きな要因
それが坂本の自信を呼び覚ましているようだ
また、5月にソフトバンクにトレードされた秋広選手との再会も坂本にとって意味深いもので、「じゃあ(秋広が守る)レフトを狙おうかな」と手応えを感じた様子が伺えた
打点を挙げれば巨人は3勝1敗で勝率7割5分の好成績を維持しており、交流戦歴代最多安打となる西武・栗山巧の337本打撃も視野に入れている
坂本の調子が上向いていることは明らかだが、「投げてくるピッチャーによっても感覚は全然変わってくる」と自分自身に厳しい姿勢も見せている
坂本の活躍がチームの優勝争いに大きな影響を及ぼすと予想される
この記事では、巨人がソフトバンクに対して、坂本選手の連打がチームを勝利に導いたことが詳しく報じられています。特に坂本選手の満塁時の二塁打は試合の流れを大きく変えており、彼がチームのリーダーとしての存在感を見せる場面が印象的です。若手選手との連携も感じられ、チームとしての結束力を強めたように思います。
キーワード解説
- 二塁打とは? 二塁打は、打球がフェアゾーンで地面に落ちた後、二塁ベースに到達することを意味します。打者が二塁まで進むことで、得点機会を大きく広げます。
- 満塁とは? 満塁は、塁上に走者が全ている状態のことを指します。この状態でヒットを打つと、すべての走者がホームに帰ることが可能です。
- 交流戦とは? 交流戦は、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別な期間のことで、お互いのリーグの強さを比べるために行われます。
- ピッチャーとは? ピッチャーは、投球を担当する選手を指します。バッターと対戦し、出塁を防ぐ役割を担っています。
- 打点とは? 打点は、選手が走者をホームに返すことによって記録されるポイントで、選手の打撃成績を示す重要な指標になります。

