阪神、四戦連続逆転負けの苦境 藤川監督が選手に訴えかける

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 楽天3―2阪神(13日・楽天モバイル) 負の連鎖が止まらない

阪神は敵地に詰めかけたファンの大応援に応えられず、再び試合をひっくり返され力尽きた

1点を追う9回表、2死二、三塁という絶好のチャンスを迎えたが、最後は佐藤輝が右飛に倒れ、球団史上初めての4戦連続逆転負けを喫することとなった

藤川球児監督は試合後、「形をつくるというのがすごく大事だ

継続してやっていく

そのうち結果はつながってくる」と選手たちに訴えかけた

対戦相手の楽天戦では、3回に森下と大山の適時打で2点を先行し、主導権を握ったものの、試合はここから思わぬ展開に

4回には先頭打者の浅村に対して無駄な四球を与えてしまい、その結果、リズムを崩し逆転を許すこととなった

村上投手は、「ダメだった」と敗因を振り返り、3本の長短打で一気に逆転され、試合の流れを失った

攻撃面でも阪神は11安打を放ちながらも、得点はたったの2点に留まり、4戦連続で2得点以下という結果に留まっている

さらに、8回には昨年戦力外で退団した加治屋投手に、わずか3人で斬り捨てられるという屈辱も味わった

藤川監督は「早くこの状況を断ち切らなければならない」と力強く語ったが、現在は2位のDeNAに2・5ゲーム差をつける首位に立っているものの、選手たちは苦しいトンネルの中に迷い込んでいる

阪神の藤川監督が何度も試合での負の連鎖を断ち切る必要性を訴えているが、現状のチームのパフォーマンスには厳しい課題が山積みである。選手たちの精神的にも試練が続いており、今後の試合での反撃が待たれる。
キーワード解説

  • 藤川球児とは?プロ野球の阪神タイガースの監督であり、元プロ野球選手でもある。彼は選手時代に名投手として名を馳せた。
  • 逆転負けとは?試合中、先にリードしていたチームが相手チームに逆転されて負けること。精神的に非常に厳しい状況を産む。
  • 適時打とは?得点を意識したヒットで、ランナーが得点するために打たれたヒットのこと。試合の流れを変える重要な役割を果たす。
  • 失点とは?チームが相手チームに得点を許してしまうこと。特に四球などからの失点は試合のリズムを崩す原因にもなる。
  • プロ野球とは?日本のプロスポーツリーグの一つで、野球を競技として行う公式のリーグ戦を指す。

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