阪神・村上頌樹投手、厳しい試合でエースの辛酸を舐める

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楽天モバイルパークで行われた試合で、阪神・村上頌樹投手(26)は、楽天に対して3-2で敗北した

村上投手は高い制球力を持つ右腕として知られているが、この試合では先頭四球から立て続けに3本の安打を浴び、3失点を喫する結果となった

試合の流れを変えた“魔の四回”

6回を投げて5安打3失点の内容で、今季2敗目となった村上投手は、試合後に「先頭の四球じゃないですか」と語った

特に4回の先頭打者・浅村への投球が痛恨で、フルカウントに持ち込まれた後の8球目が高めに外れてしまった

この1球が流れを断ち切った要因となったのだ

悪夢の始まり

この四球から、後続の渡辺佳、宗山に連打を浴び、満塁となった

続いて辰己の左犠飛で1点を失い、更に2死二、三塁の場面で武藤に一塁線を破る2点三塁打を打たれ、この回で3点を失った

これにより、村上投手が記録していたハイクオリティー・スタート(7回以上、自責点2以下)が7試合連続で途切れた

エースとしての苦悩

3連敗中の阪神において、村上投手は「ここ(連敗)は関係ない

自分は自分の試合だったので

投げきれなかった

無駄な四球から始まったので、そこはダメだったなと思います」と反省を口にした

交流戦における通算成績は9試合で1勝4敗、防御率は2.88となっている

リベンジの思いを抱いて
「みんなが先制点を取ってくれたのに逆転を許して悔しいです」と村上投手は、チームの勝敗を背負うエースとしての重圧を感じつつ、リベンジを誓った

今回の試合を通じて、村上投手が直面した厳しい状況は、エースとしてのプレッシャーを如実に示しています。彼が負った責任感は大きいものの、その中でしっかりと自分を振り返り、次の試合への意気込みを見せたことは評価されるべき点です。次回の投球に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • エースとは?:エースはチームの中で最も力強い投手を指し、重要な試合での先発登板が求められる役割を持っています。
  • 制球力とは?:投手が投げたボールが狙った場所に正確に届く能力のことを言います。制球力が高いと、相手打者を抑えやすくなります。
  • ハイクオリティー・スタートとは?:投手が7回以上投げて、自責点が2点以下の試合を指し、チームにとって非常に評価の高い成績です。

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