巨人・中川皓太、延長11回にサヨナラ押し出し四球を与え今季初黒星

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月14日、京セラドームで行われた交流戦で、読売ジャイアンツ(巨人)とオリックス・バファローズの対戦が繰り広げられました

この試合で巨人の中川皓太投手(31)が延長11回にサヨナラ押し出し四球を与え、今季初の敗戦を喫しました

試合の流れと中川の役割

試合は1―1で迎えた延長11回、巨人の6番手としてマウンドに上がった中川は、まず4番の杉本選手に初球のフォークボールを左越え二塁打され、ピンチを招きました

さらに、続く5番の頓宮選手を申告敬遠し、無死一、二塁の状況に

この申告敬遠とは、打者の意思に関係なく故意に四球を与え、次の者との勝負に備える戦術です

重要な場面での制球力

6番の西川選手が投前バントを試みるも、中川は適切に三塁に送球し、相手の走者を封殺

これにより1死一、二塁に持ち込むも、直後に代打のディアス選手に左前打を許し、1死満塁となりました

そして、大城選手が打席に立つと、中川はフルカウントからの7球目でワンバウンドのフォークボールを投げ、その結果、押し出し四球でサヨナラ負けとなってしまいました

中川選手の成績と今後の見通し

試合前までの27試合で1勝0敗、19ホールド、防御率1.50という素晴らしい成績を誇っていた中川でしたが、今季初の黒星を喫する形となりました

彼は5日のロッテ戦でも延長10回に押し出し死球で敗戦投手になったことがあり、続けて無念の敗戦となりました

今回の試合を通じて、中川投手のパフォーマンスは注目されましたが、最後に未熟な投球が決勝点を与える結果となりました。こういったプレッシャーの中での投球は、選手にとって成長の糧となることでしょう。今後の試合でどのようにリカバリーするかが期待されます。
キーワード解説

  • 延長戦とは?:試合が規定のイニングを終えても同点の場合、追加のイニングを行うこと。
  • サヨナラ負けとは?:ホームチームが最終回或いは延長で負けを決定づけられること。
  • フォークボールとは?:打者から見て、球が急に落ちるように見える変化球。
  • 申告敬遠とは?:塁上の走者を避けるため打者への投球を行わず、故意に四球を与える戦略。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。