試合は1-1で迎えた延長11回の場面、1死満塁という絶好のチャンスで、巨人の中川選手が投げたフルカウントの7球目の低めのフォークボールをしっかり見極めました
大城選手は「決めようというよりは、しっかり当てる意識でした
体が止まってくれて良かった」と振り返りました
サヨナラの瞬間、大城選手は全身にウオーターシャワーを浴び、チームメートから誕生日の祝福を受けました
この試合では「8番遊撃」としてスタメンに名を連ね、3回の第1打席では右翼席でバースデーソングが演奏されるという粋な演出も
巨人のグリフィン選手がプレートを外してユニホームの袖を直すなどの心遣いもあった場面に、大城選手は「初球から行くつもりだったんですけど(笑い)
気を使ってくれてありがたいです」と感謝の意を示しました
この日の2得点は全て大城選手から生まれました
5回には一死一、三塁の場面で二ゴロを放ち、沖縄の後輩である宮城選手をしっかり援護
守備面でも9回には三遊間の当たりを三塁の宗選手が弾いた際、素早くフォローし一塁へと送球しました
大城選手は「若い時に比べて足も動かなくなったり、そういうのはあります
試合の途中から行くことが多いので、準備は大事にしています」とコメント
今季は太田選手や紅林選手が一時離脱した中で二塁や遊撃をこなすなど、チームの一員として臨機応変に活躍しています
「最近スタメンも増えてきて、少々体はびっくりしていますが、試合が終わった次の日は筋肉痛が出ることもありましたが、慣れてきて良かったです」と笑顔を見せました
岸田護監督は「ずっといいプレーをしてくれて頼りになる」と大城選手を称賛
これによりオリックスは昨季から続く巨人戦の連勝を5に伸ばしました
大城選手の誕生日にサヨナラ四球で勝利を収めたことは、彼にとって特別な意味を持つ瞬間でした。試合を振り返ると、彼の努力や準備が結果につながったことが伺えます。またチームの結束力や支え合う姿勢が際立ち、他の選手とも良い関係を築いている様子が印象的です。
キーワード解説
- サヨナラ四球とは?:試合が引き分けの状態で、攻撃側に得点を与える特別な状況のことで、選手が四球を選ぶことで勝利を確定させることを指します。
- フルカウントとは?:打者が3ストライクと2ボールを持っている状態を説明しており、この状態で投球者は最後の投球を行う必要があります。
- ウオーターシャワーとは?:勝利を祝うために、選手同士が水やスポーツドリンクをかけ合う儀式で、特に注目のプレーをした選手に行われます。

