今回の指導は、両者のキャッチボール後に行われ、森木は約15分にわたり、投球フォームについての助言を受けた
森木は「前々からちょっと聞きたいなと思っていて、自分自身も今日は余裕があるなと思いましたし、聞こう」と語り、才木に投球フォームについて相談した
特に、森木が指摘されたのは「左足の着地の位置が開き気味になっている」という点だった
元々は真っすぐに踏み出していたものの、制球力を求めた結果、体が開いてしまったという
投球フォームがバラついてしまった理由について、森木は「ストライクが欲しくなって体が開いてしまったから」と説明した
這うことに対する配慮が不足し、球威が減少してしまったということだ
才木からは「極端な意識を持って、右足の(支える)時間を長くして、地面を中心で捉えることをキャッチボールから意識すれば徐々に合ってくる」と指導を受け、森木はその日、更なる振り返りを通じてブルペンで投げ込みも行った
森木は「最近感じも良い
もっと強いボールを投げて、高いレベルを維持していきたい」と今後への意気込みをみせた
森木はまず、支配下再登録を目指して日々の練習に励む姿勢を見せている
今回の森木投手の取り組みは、若手選手にとって重要な一歩となります。先輩選手からのアドバイスは、経験豊富な選手の視点を得ることができ、自身の成長に繋がります。投手にとって、自身のフォームを見直すことは並大抵のことではありませんが、志しを高く持つ森木選手の姿勢は、チーム全体に良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- 投球フォームとは?投手がボールを投げる時の体の使い方のことです。しっかりしたフォームを持つことで、ボールのコントロールや球の威力が向上します。
- 制球力とは?投手がどれだけ正確にボールを投げられるかを示す能力です。制球力が高いと、打者を抑えるために必要なストライクを取ることがしやすくなります。
- ブルペンとは?投手が試合前に練習をするための特設された場所のことです。ここで投手は自分の状態を確認し、投球練習を行います。

