4回に丸の適時打で先制したが、先発の戸郷翔征投手（25）が5回に一挙5失点でKOされた
投打がかみ合わず、5月20日以来の勝率5割に逆戻り
阿部慎之助監督（46）は「我慢して待つ
もう一回リスタートのつもりで」と強調した
17日から本拠地で日本ハム、西武との6連戦に臨む
またも勝利には届かなかった
中盤にビッグイニングをつくられ、逆転負け
オリックス戦は1リーグ時代の1949年（当時の阪急）に並ぶワーストタイで、昨季から6連敗となった
阿部監督は無念さをかみ殺し、試合を総括した
「なかなかかみ合わないっていうね
連敗の中だとしょうがない
かみ合うのを我慢して待つ
こういう時は長いシーズンやってればあるし、ピッチャーが抑えれば野手が打てないとか、野手が打ってもピッチャーが打たれちゃうとか
辛抱してやっていくしかない」
試合の詳細
4回に丸の適時打で先制したが、先発・戸郷が5回に6安打を浴び一挙5失点計12安打の打線は7回にも2点を挙げ意地を見せた
しかし、救援の山田、平内が得点を奪われており、計8失点
カード初戦も中盤までに最大5点のビハインドを背負い黒星
2戦目は投手陣が奮闘も打線が振るわず1―2でサヨナラ負け
指揮官が振り返ったように投打がかみ合わない3連戦だった
ビジター戦の苦戦
なかなかビジターで勝てない今季ここまで、ホームでの成績は19勝9敗であるのに対し、ビジターでは12勝22敗2分けと大きな差がある
ホームの平均得点は3.4点だが、ビジターでは2.6点に留まっている
また、平均失点はホームで2.6に対し、ビジターでは3.5と悪化している
もちろんホームでは地の利を活かせる部分もあるだろうが、リーグ優勝を果たした昨季はビジター戦で38勝29敗4分けで貯金はホームと同数の9であったため、「内弁慶」を解消する必要がある
今後の展望
この日の敗戦により貯金が消滅し、5月20日以来の勝率5割となったが、セ・リーグ全チームが敗れ、上位との差が広がらなかったことを前向きに捉えたい17日からは勝率6割9分に達している本拠地・東京ドームで日本ハム、西武との6連戦が控えている
両チームとも好調であるが、指揮官の阿部監督は「もう一回リスタートのつもりで、切り替えて頑張ります」と意気込みを語った
巨人の逆転負けは、今季の苦しい状況を物語っているようです。投手と野手がかみ合わない試合が続いており、特にビジター戦での成績が良くないのが気になります。次の対戦相手である日本ハムや西武戦での巻き返しに期待したいところです。
キーワード解説
- 逆転負けとは？試合中に試合の流れが逆転して、負けることを指します。
- ビッグイニングとは？一回の攻撃で多くの得点を挙げることを意味します。
- セ・リーグとは？日本のプロ野球でのリーグのひとつで、セントラルリーグの略称です。
