この登板は、FCLナショナルズとしてFCLマーリンズとの対戦で行われ、2回を投げて1安打無失点、無四球2三振を記録しました
> 小笠原選手にとって、この実戦登板は約2ヶ月ぶりのものであり、前回の実戦はおよそ4月13日の3Aの試合でした
リハビリ登板の初回には、先頭打者に対して死球を与えてしまったものの、次の打者を三ゴロ併殺打に打ち取り、その後の三振も奪いました
2回目には1死から三塁への内野安打を許しましたが、その後の打者はしっかり抑え、無失点に終わりました
小笠原選手は昨オフに中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億800万円)で契約を締結しました
キャンプでは先発ローテーション入りを目指していましたが、オープン戦では5試合で防御率11.25と苦しみ、マイナーリーグでの開幕を余儀なくされました
4月17日には右脇腹の痛みによりIL入り
その後、3Aでの3試合では1勝1敗、防御率4.80という成績を残しています
小笠原投手のリハビリ登板は、今後の復帰に向けた重要な第一歩と言えます。負傷からの回復過程で実戦登板を経験することで、より試合出場に近づくことが期待されます。特に、初回の三振と二回の無失点という結果は、精神的にも自信を取り戻す良い機会となるでしょう。
キーワード解説
- 負傷者リスト(IL)とは?:選手がケガや病気などで試合に出られない場合に登録されるリストのことで、選手はこのリストに入ると一定期間試合に出られなくなります。
- ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に、チームが海外のチームに対して選手の権利を売る仕組みです。これにより、選手の移籍が実現することがあります。
- 防御率とは?:投手が自責点を与えた回数を基に算出される指標で、低いほど優れた成績を示します。数値が低いほど良い成績であるとされます。

