阪神・前川右京が再昇格、苦境打破の若き打者に期待集まる

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阪神タイガースの前川右京外野手(22)が、17日のロッテ戦(甲子園)から一軍に再昇格する見込みであることが16日、明らかになった

開幕時には「6番・左翼」としてスタメンに名を連ね、4月には14試合連続安打を記録するなど好調なスタートを切った前川だったが、5月には打撃不振に悩まされ、同22日に出場選手登録を抹消されていた

しかし、ウエスタン・リーグで打率・390を記録するなど、2軍で順調に状態を上げてきたことから、チームの苦境を打破するための起爆剤として期待が高まっている

チームの状況と緊急事態

現在、阪神タイガースは6連敗中という厳しい状況に直面している

特に攻撃陣の不振が際立ち、1試合あたりの平均得点が2.2点にとどまっており、今季全体の平均得点(3.4点)よりも1点以上少ない

こうした中、前川の1軍復帰はチームにとって朗報と言える

登録選手の変更とスタメン予想

前川の昇格が濃厚になる中、救援投手の岩貞と湯浅は出場選手登録を抹消された

これは、14、15日の楽天戦でサヨナラ打を浴びたことが影響している

首脳陣はシーズンを見据え、再調整を決断したものと考えられる

17日からのロッテ、ソフトバンクとの6試合では、DH制が採用されず、通常の野手構成に変更されることが予想されている

従って、前川の昇格が強打者としての重要な役割を果たす可能性が高い

前川の打撃成績

前川は4月に「6番・左翼」として14試合連続安打を記録したが、5月には打率が・093に落ち込んだ

しかし2軍でのウエスタン・リーグでは、13試合に出場し打率・390をマーク

特に15日のオリックス戦では「4番・DH」としてスタメン出場し結果も残しており、再昇格に向けての準備が整っている

過去の実績と対戦相性
昨年、前川はロッテ戦でプロ初本塁打を記録した実績があり、相手投手には良いイメージを持っている

仮に左翼のスタメンに出場する場合、他の選手のポジションも変わる可能性があるため、今後の動向に注目が集まる

期間 打率 本塁打 打点
2024年4月 .360 1 5
2024年5月 .093 0 0
ウエスタン・リーグ .390 1 5
阪神タイガースの前川選手が再昇格することで、チームには新たな活力が期待されます。特に攻撃陣の低迷が続く中、若手選手によるテコ入れは非常に重要であり、前川選手の力が求められる時です。チームの連敗を止めるためにも、彼の活躍に注目したいです。
キーワード解説

  • 出場選手登録とは?選手が試合に出るために必要な公式な手続きで、チームが選手の状態やパフォーマンスを考慮して行う。
  • 打率とは?打席に立った数に対するヒットの割合を示す指標で、選手の打撃力を評価するための重要な数字。
  • 救援投手とは?試合中に先発投手が降板した後に登板する投手で、通常は試合の後半に登場することが多い。

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