ソフトバンク・モイネロ選手が国内FA権取得、次なるステージへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手(29)が、6月17日に国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たしました

これにより、来季からは外国人選手という扱いから外れ、国内の選手としての活動が可能になります

モイネロ選手はキューバ出身で、2017年にソフトバンクに育成選手として入団しました

育成選手とは、主に若手選手を対象に契約され、支配下登録(プロ契約に移行すること)されることを目指すプレーヤーのことです

彼は同年に支配下登録され、その後は主に救援投手として活躍を続けてきましたが、2020年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しました

さらに、来季からは先発投手に転向することが発表されており、期待が寄せられています

モイネロ選手の通算成績は、342試合に登板し、36勝14敗、135ホールド、40セーブ、防御率1.83という驚異的な数字です

ホールドとは、試合で勝利を確保するために救援投手が果たす役割の一環で、リードを守りながら後続の投手へ繋ぐことを意味します

この成績は、彼の投手としての実力を物語っています

彼は球団を通じて、「ホークスという素晴らしいチームでプレーできていることを誇りに思います

支えてくれている家族や周りの皆様に感謝したい」とコメントし、さらなる努力を続ける意気込みを見せてくれました

モイネロ選手のFA権取得は、彼自身の成長とともにソフトバンクのチーム力向上に寄与するものです。今後の先発投手としてのプレーが楽しみですし、彼の意欲的な姿勢が他の選手にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約終了後に他のチームと自由に契約交渉できる権利。
  • 支配下登録とは?育成選手などがプロ契約に変更され、公式戦でプレーできるようになること。
  • ホールドとは?救援投手が試合のリードを守り、勝利に貢献するための記録。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。