ソフトバンク前田悠伍、6試合連続無失点の快投で存在感を示す

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ソフトバンク前田悠伍、6試合連続無失点を達成

2025年6月17日、タマスタ筑後にて行われたウエスタン・リーグのソフトバンク対オリックス戦で、ソフトバンクの若手投手である前田悠伍(19歳)が圧巻のピッチングを披露しました

前田は先発として登板し、6回を投げてわずか1安打無失点、さらに8奪三振という成績を残しました

これにより、彼はこれで6試合連続の無失点を記録しました

前田は試合後のインタビューで、「序盤は思うような投球ができなかったが、回を重ねるごとに修正でき、バランスよく投げることができた」と振り返りました

初回には先頭打者に四球を与え、続く打者にカーブを投げた際にはボールが抜けてしまったこともありました

しかし、その後は連続三振を奪うなど、徐々に安定した投球を見せました

彼の投球スタイルは、真っすぐとチェンジアップのコンビネーションを軸としており、3回にはオリックスの打者、茶野篤政から詰まりながらもヒットを許したものの、それ以外は無安打に抑えました

また、4回には大阪桐蔭高の先輩である池田陵真から空振り三振を奪い、この時は特に気持ちが良かったと笑顔を見せました

最速の球速は146キロに達しました

前田は、春季キャンプからの取り組みの成果を実感しており、「あの1カ月間の強化期間が本当に身になっている」と語りました

しかし、彼は自らのパフォーマンスについても冷静で、「3回までの投球だと1軍では打たれると思う」と反省の言葉を口にしました

今後の課題としては、投球をもっと楽に、そして強く投げられるようにしたいと意気込みを述べていました

前田悠伍投手の成長ぶりには目を見張るものがあります。彼の6試合連続無失点という記録は、特に若手選手にとって自信につながる素晴らしい成果です。最初のころは制球に苦しみましたが、その後しっかりと修正できたのは、彼のメンタルと技術力の両方が強化された証とも言えるでしょう。将来的には一軍での活躍も期待できそうです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは? ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における2軍のリーグ戦で、主に選手の育成や調整を目的としています。
  • 奪三振とは? 奪三振は、投手が打者を三振に仕留めることで、投手の実力を示す指標の一つです。
  • ピッチングスタイルとは? ピッチングスタイルは、投手がボールを投げる際の方法や戦略のことを指し、各投手によって異なります。

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