阪神佐藤輝明、復活の糸口掴めず 4三振で苦しい展開に

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(日本生命セ・パ交流戦、阪神1-3ロッテ、1回戦、ロッテ1勝、17日、甲子園)阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26歳)は、汚名返上を目指して臨んだ試合で4打席連続三振という困難な結果となった

特に注目されたのは、15日の楽天戦での「確信歩き単打」と呼ばれるプレーから休養日を挟んでの復帰戦だった

その試合でのミスは、選手としてのプライドを傷つけたとも言える

試合では初回に高卒2年目でプロ初先発となった木村投手のスプリットボールに空振り三振を喫し、リズムを作ることができなかった

さらに三回には再び落ちる球に空振り三振、六回には二番手の高野脩からフォークボールで三振を取られ、九回には中森投手のフォーク球に見逃し三振と、完全に打席を抑え込まれてしまった

佐藤輝は、この試合で今シーズン初めての4三振を記録した

これまでのキャリアでも、この事例は6度目であり、今後彼の打撃の調子がどうなるかが心配される

さらにチームも苦しい状況にあり、7連敗中の試合では記録がわずか1打点と、平均2得点に留まっていることが貧打の原因と考えられている

クリーンアップにあたる森下・佐藤輝・大山の3人もこの日は11打数無安打に終わるなど、期待に応えられなかった

藤川監督は、若い選手たちの成長に期待をかけ、「普通にプレーヤーとしてやっていけばいい」とコメントし、佐藤輝への信頼を表明した

彼の一発が出れば、チーム全体に明るい雰囲気が戻る可能性があるため、期待が寄せられている

佐藤輝明選手の4三振は、彼の復帰戦として非常に厳しいものでした。特に最近のチームの調子が悪い中で、彼に対する期待が重くのしかかる結果となっているとは思います。藤川監督の信頼を受けた彼が、今後どのように打撃の調子を戻すのかが大きな注目ポイントです。チーム全体の状況も考慮すると、佐藤選手の活躍が求められる時期に来ていると言えるでしょう。
キーワード解説

  • 確信歩き単打とは?:打者が自分の打球を完全に信じて、ゆっくりと一塁へ走り出す行為のことです。内野安打などでスピードを上げずに走る様子を指します。
  • 三振とは?:バッターが投手の球を打つことができず、ストライクを取られること、またはバッテリーの投球で打つことができなかった結果のことを指します。
  • フォークボールとは?:投球の一種で、ボールがバッターの前で急に落ちる特徴を持つ球種です。バッターには打ちづらい球として知られています。
  • クリーンアップとは?:チームの打順で、主に得点を稼ぐ役割を担う選手たちのことを指します。一般的には3番から5番の選手を指します。
  • 打点とは?:打者が得点を上げたときに関連する指標で、バッターがヒットや犠牲フライなどで得点に寄与した回数を表します。

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