巨人・大城卓三がノーヒットノーランの危機を救う一撃

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◇交流戦 巨人1―4日本ハム(2025年6月19日 東京D) 東京ドームで行われた交流戦において、読売ジャイアンツの捕手・大城卓三選手(32)が9回1死の場面でソロホームランを放ち、日本ハムの投手・北山亘基選手(26)が達成しかけたノーヒットノーランの危機を救った

ノーヒットノーランとは、試合中の9回まで相手チームがヒットを一度も打たれないことを指し、とても稀な偉業とされる

試合は、巨人打線が苦しい展開を強いられた

7回2死までは北山による完全投球が続き、3番の泉口選手が四球を選んで球団初の屈辱を回避したものの、8回1死から登場した坂本選手も左飛に倒れてしまった

試合の流れは巨人に不利に働いていたが、9回1死のチャンスが訪れる

その時大城卓は代打として登場し、右中間スタンドに今季3号のソロホームランを叩き込んだ

この一打は北山にとってのノーヒットノーランの危機を打ち砕く結果となった

大城は6回からキャッチャーとして途中出場しており、本塁打が出るのは4月22日、23日の中日戦以来およそ57日ぶりだった

2023年シーズンにおいては、WBCにも出場し、134試合に出場して打率.281、16本塁打、55打点というキャリアハイの成績を記録している

一方、昨季は96試合に出場し、打率は.254、3本塁打、27打点と数字を落とし、今季も打撃不振を乗り越え、試合前まで27試合出場で.143、2本塁打、6打点と不安定な成績を示していた

大城選手の本塁打は、試合の流れを変える重要な一撃でした。日本ハムの北山選手が達成し得たノーヒットノーランの危機を打ち破ることで、巨人にとっても大きな意味を持つ結果となりました。大城選手自身もシーズンの中での不振を乗り越え、この一撃が力強い復活の兆しとなることを期待したいです。
キーワード解説

  • ノーヒットノーランとは?野球において、ノーヒットノーランとは、試合中の9回まで相手チームが一度もヒットを打たれないことを指します。この偉業を達成することで、その投手は高い評価を受けることが多いです。
  • 四球とは?四球とは、投手が投げたボールが打者のストライクゾーンを過ぎているか、あるいは打者がバッティングの構えをしてから四球(四つのボール)を受けることによって与えられる得点方法の一つです。

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