広島、楽天に完封負けで2連敗 – 借金生活に転落

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■プロ野球 交流戦 広島0ー4楽天 (20日 マツダスタジアム)広島カープは、楽天イーグルスとの対戦で今季10度目の完封負けを喫し、2連敗となった

これにより、今季31勝32敗2分となり、5月3日以来となる借金生活に踏み入れることになった

打線は、試合中に7度も得点圏に走者を置く場面があったが、結局得点を挙げることができなかった

先発投手の森下は、4回にゴンザレス、7回には太田に適時打を浴び、3失点を記録

これでリーグ最多タイの6敗目を迎えた

森下の今季成績は、13試合に登板してこの日の試合で5勝5敗、防御率は2.12となっている

森下は前回の13日の日本ハム戦で9回10安打2失点を記録し、今季2度目の完投勝利を上げていた

この試合では1回に村林に投内安打を許したが、小深田をライトゴロ、中島を投ゴロ併殺打に打ち取るなど、序盤は安定した投球を見せていた

野手オーダーは変更がなく、大盛が1番、ファビアンが2番、クリーンナップは小園、モンテロ、坂倉と続き、末包が6番、菊池が7番、矢野が8番に入った

楽天の先発・早川に対して、1回2死から小園が左安打を記録し二盗も決めるが、モンテロが空振り三振に倒れ、得点には至らなかった

2回の攻撃では、坂倉が右安打を放ち、末包は左飛、菊池の三ゴロによって2死二塁となるが、矢野が三邪飛に終わり、得点のチャンスを生かせなかった

森下は試合の中盤、4回1死から小深田に内安打を許し、二盗を決められると、ゴンザレスにタイムリーを打たれて先制点を奪われることとなった

その後の打線は6回、1死からモンテロがレフト線にツーベースを放つも、坂倉が中飛、末包は二ゴロに倒れ得点に結びつかず、攻撃が続かなかった

7回には、森下が連打を浴び、2死満塁の場面で太田にライト前の2点タイムリーを浴び、リードを広げられた

森下は7回までを106球で投げ、7安打、1四球、5奪三振を記録して降板

その後、8回の攻撃も出塁できず、9回には新たに登板した高橋が黒川にツーベースを浴び、最終的には宗山に犠飛を打たれ、0-4で試合が終了した

試合終盤での得点の可能性も逃し、広島は悔しい敗戦となった

今回の試合では、広島が多くの得点チャンスを逃したことが大きな敗因となりました。7度も得点圏に走者を置くも、要所での安打が決まらず、結果的に楽天に完封負けを喫したことは悔やまれるポイントです。また、先発の森下選手は安定した投球を見せたものの、相手打線の攻略に苦しみ、3失点となったのも結果に影響しました。借金生活に転落した広島は、次の試合で反撃を期待したいところです。
キーワード解説

  • 完封負けとは? - 完封負けは、野球においてチームが一度も得点を挙げられず敗北することを指します。相手投手が非常に優れた投球を見せた結果、打線が得点できない状況が続いたことを示しています。
  • 防御率とは? - 防御率は、投手が与えた失点をイニングで割り、9イニングあたりの平均点を示す指標です。投手の実力やチームの守備力を測る重要な要素となります。
  • 打線とは? - 打線は、野球チームの打撃陣のことを指します。どの選手がどの位置に打つかによって得点力や攻撃の形を決定する重要な部分です。

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