この日は、村上投手としてはリーグ単独トップの8勝目が期待されていたが、打線がソフトバンクの先発・モイネロに苦しんだ
試合は初回、村上投手が1死から佐藤選手、柳町選手に連打を浴び、栗原選手の併殺崩れの間に1点を先制される苦しい立ち上がりとなった
しかし、その後は遊撃手の小幡選手や中堅手の近本選手が好守でピンチを救い、村上投手は徐々に調子を取り戻していく
特に2回の守備では、先頭の牧原大選手が右翼線へ二塁打を放つと、続く海野選手のフラフラした打球は近本選手がダイビングキャッチ
安打を確信した二走の牧原大選手は三塁を回っており、近本選手が二塁へ送球したことで併殺に成功
こうした好守が村上投手のリズムを作り出し、彼も次第に緩急自在の投球を披露しつつある
3回には、2死走者なしの場面で柳町選手に対し、初球に101キロのカーブを投げストライクを奪うと、3球目には69キロという超遅球で打ち取るなど、打者を幻惑するピッチングを展開
また、この日の村上投手は123球を投げて熱投を続け、最終的には8回を無失点に抑えたが、勝利には至らなかった
今回の試合において、村上投手の力強い投球が光りましたが、残念ながら打線の援護が不足していました。特に、モイネロ選手との投手戦で打線が応えられなかったのは痛手です。今後の試合で打線がどう奮起するのか注目されます。
キーワード解説
- セイバーメトリクスとは?選手のパフォーマンスを数字で分析する手法のこと。
- 投手成績とは?投手がどれだけの成績を残しているかを示す数値のこと。
- ランナーとは?出塁している選手のこと。
- ダイビングキャッチとは?地面に身体を投げ出して捕球する技術のこと。

