日本ハム、中日に競り勝ち伊藤が完封勝利達成

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◇20日 交流戦 中日0―1日本ハム(バンテリン) 日本ハムは中日に競り勝ち、貯金を今季最多の13に増やした

先発の伊藤大海投手は5安打無失点の好投を見せ、今シーズン初の完封勝利を挙げた

これにより、パ・リーグ単独最多となる7勝目を手にした

新庄監督のコメント

試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答が注目された

まず最初に伊藤投手の好投を讃え、「キャンプ前から先発は完投しなければならない、我々が作り上げたマウンドで最後まで投げるべきだと言い続けてきた」と強調した

新庄監督は「完投王国21」と名付け、チームとして今季21回の完投を達成してほしいと願っている

伊藤投手の成長

監督は、四球を出さないことが完投につながっていると評価し、「クセがつくんですね」とコメント

さらに、キャンプ中から取り組んできた「2ボールからの変化球でストライクを取る」技術についても言及し、選手たちがこの戦略を実行できていることを喜んでいる

試合の重要な瞬間

伊藤投手に対して、監督は特に声をかけなかったが、最近のやりとりでは「伊藤の投球は1点あれば十分だ」とのメッセージが交わされた

この言葉には、互いの信頼と期待が込められていた

監督は伊藤投手の気持ちが非常に前向きであり、完投と完封を渇望していたと分析した

五十幡の活躍
また、五十幡選手の三塁打を「非常に大きなプレー」と評価し、「ランニングホームランも狙えた」と語るなど、選手個々のプレーを称賛した

監督は「試合後、音楽をかけてほしいくらい」と彼のプレーのエネルギーを称賛した

中日戦の勝率

新庄監督就任以降、中日戦の戦績は9勝1敗と圧倒的

監督はその理由を具体的に語ることは避けたが、自身の戦術やチームの活気が勝利に結びついているのが伺える

井上監督の就任後のチームの変化について、新庄監督は「非常に明るいチームで、ベンチでも声が大きい」と評しながら、中日の作戦面での改善点に対しても言及した

新庄監督は、相手チームにとって何を考えているのか予測できない「見ていて面白い」とし、自らの同級生としても一目置いている印象を見せた

日本ハムが中日に勝利した試合で、伊藤投手が完封勝利を収めたことはチームにとって非常に大きな出来事です。監督の新庄氏は、選手たちのプレーを讃えつつ、今後の期待も寄せているようで、チーム全体の士気も高まっている様子が伺えます。
キーワード解説

  • 完封とは? ピッチャーが相手チームに得点を許さずに試合を終えることを「完封」と呼びます。これはピッチャーの力量を示す重要な指標です。
  • 四球とは? 四球とは、バッターが投球によってボールと判定され、ストライクゾーンに入らなかった場合に与えられる出塁のことを指します。これにより、チームにとって不利な状況が生まれる可能性があります。
  • 三塁打とは? 三塁打は、バッターが一塁を回り、二塁を経て三塁まで進んだヒットのことを言います。通常よりも多くの塁を進むため、得点のチャンスが大きくなります。

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