伊藤大海が今季初完封で7勝、横浜スタジアムでの力投が光る

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 「DeNA1-4ロッテ」(20日、横浜スタジアム)での試合で、伊藤大海投手は完封勝利を収め、今季の勝利数を7に伸ばした

9回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、冷静に代打のブライトを中飛に打ち取るなど、最後までマウンドを守り抜いた

この試合は、伊藤にとって今季初の完封勝利となった

 前回の広島戦では、伊藤は自身最悪の6失点を喫し、試合からKOされたこともあった

しかし、その悔しさをバネにした伊藤は、雪辱を誓い、次の登板に臨んだ

「大海が投げる時は1点あれば十分」との言葉を新庄剛志監督から受けており、試合前にはその決意を語っていたが、まさにその言葉通りの投球を披露した

 試合後のインタビューで伊藤は「本当に1点だとは思わなかった」と笑いながら語り、監督の期待に応えた形となった

新庄監督は、「俺が投手陣を引っ張るっていう気持ちが強い子だ

今日は何としても完投、完封したかったと思う」とその頑張りを称賛した

これにより、チーム全体での完投数は両リーグでダントツの14となり、「完投王国21」という目標に向けてチームが意気込んでいる

 前日の北山投手のノーヒッターに迫る好投も刺激となり、伊藤は「すごかったし、自分も学ぶことがあった」としっかりと刺激を受けていた

今季5年連続の完封勝利となり、交流戦優勝の望みをつなぐ一戦となった伊藤の活躍は、先発陣の力を改めて証明する結果となった

試合の中で、伊藤大海投手の冷静な投球や、監督とのコミュニケーションが活かされた様子が印象的でした。特に、プレッシャーの中でも自己を保ち、完封を達成した姿勢は多くの選手にとっての手本ともなるでしょう。交流戦優勝に向けた意気込みも感じられ、今後の活躍が一層楽しみになります。
キーワード解説

  • 完封とは?:完封は、投手が相手チームに一点も得点を与えずに試合を終えることを指す。投手の技術や精神力が問われる重要な記録。
  • ハーラーとは?:ハーラーとは、シーズンの勝利数が最も多い投手を指す称号であり、個々のピッチャーにとって名誉な武勲である。
  • 完投とは?:完投は、先発投手が試合の全イニングを投げ切ることを意味し、投手の耐久力やパフォーマンスの指標とされる。

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