広島、楽天との交流戦に臨むも苦境続く

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■プロ野球 交流戦 広島-楽天 (21日 マツダスタジアム)広島東洋カープ(以下、広島)は、今シーズン66試合目となる楽天イーグルス(以下、楽天)との試合に向け、スターティングメンバーを発表しました

広島は3カード連続で負け越しており、成績は31勝32敗2分として、5月3日以来となる借金1の状態で4位に沈んでいます

現在、首位の阪神タイガースとは4.5ゲーム差があります

一方の楽天は引き分けを挟み、今シーズン初の7連勝中で、成績は32勝32敗2分の勝率5割となり、パ・リーグの5位に位置しています

首位の日本ハムとも6.5ゲーム差があります

前日行われた楽天戦では、広島の打線が7回得点圏に走者を置くものの、1本のヒットが出ず9残塁とし、今季10度目の完封負けを喫しました

先発の森下暢仁は4回にゴンザレスと7回に太田にそれぞれ得点を許し、7回を投げて3失点を喫し、リーグ最多タイとなる6敗目を喫しました

交流戦では、広島は現在7勝9敗で阪神、中日と同率で7位タイ、楽天は9勝6敗1分で4位となっています

昨年の交流戦では、広島が10勝8敗で5位、楽天は13勝5敗で初優勝を果たしました

また、昨年このカードでは広島が2勝1敗で勝ち越しています

広島のスタメンと先発投手

位置 選手名
センター 大盛
レフト ファビアン
サード 小園
ファースト モンテロ
キャッチャー 坂倉
ライト 末包
ショート 矢野
セカンド 菊池
ピッチャー 床田
先発投手は広島の床田寛樹(30)で、今季13度目の登板となります

成績は6勝5敗、防御率1.91と好調ですが、前回の日本ハム戦では5回を投げて8安打4失点(自責点4)と苦しみました

楽天は先発に内星龍(23)を予定しており、今季14度目の登板で、7度目の先発となります

成績は3勝1敗、防御率2.08とこちらも好調です

前回の中日戦では3回を投げて6安打7失点(自責点4)と不安定な結果に終わっております

広島と楽天の交流戦の結果は、強いチーム同士の対決となり非常に重要であるため、どちらのチームも負けられない状況です。特に広島は調子を上げる必要があり、戦略的にも若手の選手を起用しながら、チームを再生させることが求められます。また、楽天の好調も気になるところです。
キーワード解説

  • 交流戦とは?:プロ野球の特別な試合形式で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する期間です。
  • 残塁とは?:得点圏にランナーがいるにもかかわらず得点に結びつかない場合、その走者を「残塁」と言います。
  • 防御率とは?:ピッチャーの成績を示す指標で、1試合あたりの失点を示し、数字が低いほど好成績とされます。

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