阪神・大竹、育成出身選手として史上21人目の全球団勝利を達成

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阪神・大竹、史上21人目の全球団勝利を達成

2025年6月21日、甲子園球場において行われた日本生命セ・パ交流戦で、阪神タイガースの大竹耕太郎投手(29)がソフトバンクホークスを相手に3-0で勝利を収め、NPB(日本プロ野球)史上21人目となる全球団勝利を達成した

この快挙は、育成昇格選手としての初の達成でもあり、注目を集めている

試合内容と記録

大竹投手は、先発として3回まで無安打の好投を見せ、最終的には5回まで1安打無失点の成績を残した

しかし、6回の先頭打者に対して投球中に右手にアクシデントが発生し、急遽降板することとなった

試合後のヒーローインタビューでは、古巣に対する意気込みを語り、「元々いたホークスということで気合が入って当然だと思うので初回からぶっ飛ばしていきました

」と振り返った

次世代への感謝

降板時には、代わりに登板した桐敷拓馬投手(26)が3者連続三振を奪う好投を見せ、大竹にとっても心強い援護となった

大竹は降板後、「指をつっちゃって…

大事をとって交代ということで」と語り、お礼に桐敷に贈り物をする意向を示した

昨年も桐敷がピンチを救った際にアマゾンギフトカードを渡しており、心温まるエピソードが話題となっている

全球団勝利の意義
今回の勝利で、大竹は42年ぶりの全球団勝利を達成し、セ・パ12球団それぞれから勝ち星を記録した選手は歴史に名を刻むこととなった

これは、交流戦が開始された2005年以降に倣うと18人目の快挙であり、特筆すべき成果だ

今回の大竹投手の球団勝利達成は、個人の努力が実った証であり、同時に育成出身選手への道を示すものでもあります。彼が古巣から勝ち星を得たことは、プロ野球界における奮闘を物語っており、多くの選手にとっての励みになることでしょう。
キーワード解説

  • 全球団勝利とは?:全球団勝利とは、プロ野球のすべてのチームから勝利を収めることを指します。これにより、選手は幅広い対戦での実力を証明することとなります。
  • 育成昇格とは?:育成昇格は、育成選手として契約されていた選手が、支配下選手に昇格することを示します。この道を辿る選手は、努力や実力を証明する必要があります。

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