広島が交流戦で20年ぶりの大勝!1試合4本塁打で楽天を圧倒

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「広島8-3楽天」(21日、マツダスタジアム)で、広島カープが交流戦ホームゲームで20年ぶりとなる1試合4本塁打を達成し、大勝を収めた

試合は大盛穂外野手(28)が自身初の先頭打者本塁打を放ち、続くサンドロ・ファビアン外野手(27)が2打席連続の2ランホームラン

さらに、菊池涼介内野手(35)も2号の2ランを記録し、チームは連敗を2で止めて勝率5割に復帰した

前日の完封負けが信じられないほど、試合の展開は一転した

曇り空の下、スタンドの歓声は次第に高まり、観客は選手たちの活躍に酔いしれた

初回先頭で打席に入った大盛は、初球を叩き右翼席に先制ソロを突き刺すと、「今日は絶対に初球からいくと決めていた」と笑顔を見せた

この明るい雰囲気に火をつけたのは大盛であり、2番打者のファビアンはこの勢いに後押しされて、続けて8号の2ランを放った

4回には再びファビアンが2打席連続で9号の2ランを決め、「厳しいボールが来たけど、捉えることができた」と感触を語った

ファウルボールでバットを折られても、粘り強さが彼の打撃を支えているようだ

さらに、菊池も五回に左越えの2ランを放ち、試合は8得点を記録

カープの本拠地で1試合4本塁打は、2022年5月8日・DeNA戦以来、約3年ぶりであり、交流戦の本拠地試合に限ると旧広島市民球場時代の2005年5月22日・楽天戦以来20年ぶりとなる快挙である

1番・大盛、2番・ファビアンのコンビはこの試合でも大活躍

「後ろにファビがいてくれたので、つながる意識で臨めた」と大盛が振り返ると、ファビアンも「大盛が出塁することで自分も粘り強く打てた」と感謝の意を示した

力強い“モリファビ”コンビが今後もチームの得点源になっていくことが期待される

◆交流戦でのマツダスタジアムでの1試合4本塁打は球団初
2009年にマツダスタジアムが開場してから、広島が同球場での交流戦で1試合4本塁打を記録したのは今回が初めて

それ以前の広島市民球場では2005年5月22日・楽天戦以来約20年ぶりの記録となり、今後の展開にも注目が集まる

今回の試合は広島カープにとって歴史的な瞬間でした。1試合4本塁打という成果は、20年ぶりという歴史的な数字であり、ファンにとっても歓喜の瞬間となったことでしょう。特に大盛選手とファビアン選手のコンビの活躍はチームに大きな影響を与え、今後の試合にも期待が高まります。
キーワード解説

  • 本塁打とは?打者がボールを本塁と呼ばれる場所に運ぶことで、通常は球場内を回ってホームベースに帰る形で得点を入れる行為を指します。特にホームランはボールがスタンドを越えることを示し、無死の状態で即得点となります。
  • 先頭打者本塁打とは?試合の各イニングの先頭に立つ打者が最初の打席でホームランを打つことを言います。この打撃はチームに勢いを与えるため、非常に重要です。
  • 交流戦とは?日本プロ野球のシーズン中に、セリーグとパリーグのチーム同士が対戦する特別な試合です。普段対戦しないチーム同士が戦うため、ファンにとっても新鮮な楽しみがあります。

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