ヤクルトのドラフト1位、中村優斗投手がプロ初登板で経験を積む

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2025年6月22日、神宮球場で行われた「ヤクルト−オリックス」戦では、最速160キロを計測する右腕、ヤクルトのドラフト1位・中村優斗投手(愛知工大)がプロ入り初の登板に臨みました

中村選手は、初回にプロ初失点を喫するというほろ苦いスタートを切りました

先頭打者の西川選手を153キロの直球で空振り三振に仕留め、幸先の良いスタートを切ったかと思われた矢先、続く宗選手に死球を与え、さらに太田選手の中前打で1死一、三塁のピンチを迎えます

ここで迎えた杉本選手との対戦では、151キロの直球が痛打され、無情にも中前に運ばれて1失点

こうして先制点を献上することになりましたが、その後は頓宮選手、中川選手を抑え、ピンチを乗り越えました

このゲームで中村投手は、猛暑の中、1イニングで24球を投じる経験をし、プロの洗礼を受けた形になりました

なお、中村選手は1月の新人合同自主トレで下半身を負傷しており、今回のデビュー戦が待ち望まれたものでありました

試合後、中村選手は「まず1勝したいという気持ちがある

勝利するイメージを持ってやっていきたい」と語り、次なる登板に向ける意気込みを見せました

中村優斗選手の初登板は、多くの期待を背負ってのもので、今後の成長が期待されます。初回に失点したものの、その後の投球内容では冷静さを見せました。プロの世界は厳しいですが、彼が持つ才能がうまく発揮できれば、いずれチームのエースとして活躍する日も近いでしょう。
キーワード解説

  • 初登板とは?プロ野球選手が公式戦で初めて投げることを指し、その選手のキャリアにおいて非常に重要な出来事とされています。
  • 直球とは?野球において最も基本的な投球であり、ボールを最も速く成り立たせる投げ方です。通常、スピードが最も出る球種として知られています。
  • 洗礼とは?ここでは、新たな環境や経験に直面した際に直面する最初の困難や試練を指し、プロの世界では特に重要な意味を持ちます。

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