ヤクルト、中村優のプロ初登板もオリックスに敗北

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「ヤクルト2-4オリックス」(2025年6月22日、神宮球場)で、今季リーグ&交流戦最下位に位置する東京ヤクルトスワローズが、交流戦の最終戦においてオリックス・バファローズに敗れ、借金は24となりました

この試合で注目されたのは、ドラフト1位のルーキー・中村優(愛知工大)がプロ初登板を果たしたことです

最速160キロを誇る右腕は、この試合で5回を投げ86球を投じ、5安打を許しながらも1失点と、期待されたピッチングを披露しました

彼の最速球は153キロに留まりましたが、十分なパフォーマンスを見せました

中村優のデビュー戦

試合の1回、先頭バッターの西川を153キロの直球で空振り三振に抑え、好スタートを切った中村

しかし、続く宗選手に死球を与えた後、太田選手の中前打で1死一、三塁のピンチを迎え、杉本選手に151キロの直球を痛打されて1失点を許しました

しかしその後は頓宮選手と中川選手を抑え、流れを持ち直しました

投球の流れと成績

3回には無死一、二塁のピンチを迎えましたが、太田を遊ゴロ併殺打に仕留めるなど、冷静な投球が光りました

さらに、2死一、三塁からは杉本を149キロの直球で見逃し三振に切り抜け、ピンチをしのぎました

5回には代打が送られ降板しましたが、新人合同自主トレで負傷し出遅れた選手にとっては、上々のデビューと言えるでしょう

打線の粘りと反撃

一方、ヤクルトの打線は6回に内山選手が左越えの4号ソロを放ち、得点を挙げました

その後、無死二塁から増田選手の中前適時打により2点差に迫りましたが、試合を逆転するには至りませんでした

試合全体の振り返り
結局、ヤクルトはオリックスに敗れてしまいましたが、中村優選手のデビューは明るい材料となったのは確かです

次回以降にさらなる成長が期待されます

中村優選手のプロ初登板は観客の期待を集めました。5回を1失点という好投にもかかわらず、ヤクルトは試合に敗北しました。今後の中村選手の成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • プロ初登板とは?プロスポーツ選手が初めて公式戦に出場することを指します。
  • 直球とは?ピッチャーが真っ直ぐ投げる球のことで、スピードと威力が求められます。
  • 借金とは?チームの勝ち数が負け数を下回っている状態を指し、借金が増えるほどチームの成績が厳しいことを示します。

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