今シーズンの成績は36勝29敗3分となり、首位の北海道日本ハムファイターズに対しては3ゲーム差まで迫り、貯金も今季最多タイの7という好成績をキープしています
この試合では、打線が4回に2死の場面から連続敵失によりチャンスをつかみ、ダウンズ選手が2点の適時打を放ちました
先発ピッチャーの松本晴選手は、5回を投げ1失点（自責0）という優れた内容で、今季2勝目を挙げました
試合の波乱は6回に起こり、2番手の津森選手が中野選手に危険球を投げて退場となりましたが、後続の救援陣は無失点で切り抜けました
一方、阪神の先発ピッチャー伊原選手は、1回1死から野村選手と柳町選手が連打を放ち一・二塁のチャンスを作ったものの、中村選手と栗原選手が凡退し先制には至りませんでした
松本晴選手はこれが今季17度目の登板で、先発としては5回目
試合前まで1勝2敗、防御率は2.29と安定した成績を残していました
試合の中で、彼は近本選手に四球を出したものの、中野選手を遊ゴロ併殺打に仕留め、森下選手を見逃し三振に抑えるなど、パフォーマンスを発揮しました
試合はその後も展開が続き、8回には周東選手が右安打で出塁し、野村選手の犠打で進塁
その後、柳町選手が見逃し三振となった後、中村選手が左中間にタイムリースリーベースを放ち、3-1と点差を広げました
守備でも、終盤の9回には杉山選手が佐藤輝選手を空振り三振に打ち取るなど、試合を締めくくる安定したピッチングを見せました
これにより杉山選手は今シーズン4セーブ目を記録しました
今回の試合はソフトバンクが競り勝ち優勝を果たし、チームの士気を高める結果となりました。特に松本晴選手の好投が印象的で、ピッチングスタッフの奮闘も感じられる試合でした。今後の試合でもこの調子を維持できるか注目です。
キーワード解説
- 交流戦とは？プロ野球の特別な試合形式で、セ・リーグとパ・リーグが対戦する。
- 防御率とは？投手が許した得点を基に算出される指標で、数値が低いほど優秀とされる。
- 適時打とは？得点が入るタイミングで放たれるヒットのこと。
