巨人エースの戸郷翔征が再度抹消、今季厳しい苦境が続く

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2025年6月23日、日本野球機構(NPB)は、セ・パ両リーグの出場選手の登録および抹消を公示し、読売ジャイアンツがエースの戸郷翔征投手(25)を再度抹消したことが報じられた

戸郷の出場選手登録抹消は、4月12日に続く今季2度目のことである

戸郷投手は、前日22日の西武戦で先発として登板し、5回を6安打3失点という内容で降板した

この試合は、チームにとってはワーストタイの6敗目であり、戸郷自身の今季成績は2勝6敗、防御率5.24となった

昨季は連続して12勝を挙げる活躍を見せていただけに、この不調はファンにとっても衝撃的である

今季の戸郷は、3月28日のヤクルト戦で開幕投手を務めたが、その後は調子が上がらず、特に4月11日の広島戦ではプロ最多の10失点(自責9)を喫し、4回途中でKOされるなど苦しい結果が続いていた

その結果、翌日の12日に初めて抹消された

再び5月5日にリリースされた戸郷は、5月25日のヤクルト戦で今季初勝利を収めたが、それ以降は再び苦境に立たされている

直近の西武戦では、初球で西川選手に死球を与えるなど、制球の乱れが見られた

これに対し、阿部慎之助監督は報道陣に対応しなかったが、杉内俊哉投手チーフコーチが「1回抹消を考えています」とコメントしており、戸郷の今後は再度2軍での調整が必要であるとの方針が示された

戸郷投手の再度抹消は、彼にとって深刻な問題です。昨季は安定した成績を収めていただけに、今季の苦境は驚きを持って受け止められています。ファンは彼の復調を待っていますが、果たしてどのような調整を行うのか。その動向に注目が集まります。
キーワード解説

  • 抹消とは?選手の出場登録を取り消すことを指し、チームの診断や他の選手の補強目的で行われます。
  • 防御率とは?投手が被った失点を元に算出される指標で、数が少ないほど良い投手とされます。
  • 制球とは?投手がボールを狙ったところに投げる技術を指します。制球が乱れると打者に有利になります。

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