30歳を迎えた彼は8年目のシーズンで、先発出場の機会もありながら、代打としての存在感を示している
首脳陣からの信頼も厚く、6月23日時点で代打打率は驚異の.348を記録している(起用回数32)
特に印象に残るのは、5月17日のDeNA戦での決勝打だ
6対6の緊迫した8回、代打として登場した宮本は内角球をしっかりと捉え、右翼線へ適時二塁打を放った
この試合後、お立ち台に上がった彼は「厳しいところで結果を出す準備を心掛けている」と語った
データ収集や試合展開に対する準備に余念がなく、1打席に対する強い思いが彼の打席を濃密にしている
さらに、同27日の中日戦でも、8回一死一、二塁の場面で再び決勝の適時二塁打を打つなど、宮本の活躍は続く
高津臣吾監督も「うちの切り札」として、彼の打撃に高く評価を与えた
宮本自身は、「勝負強い切り札になれたら」とその意気込みを表明している
また、宮本は練習量でも後輩たちに褒められる存在だ
主砲の村上宗隆も彼の姿勢を尊敬しており、「僕も負けないようにやっていきたい」と語るほど
彼の努力が試合の重要な場面での力になっていることは間違いない
宮本丈選手の活躍は見逃せない存在であり、その勝負強さやチームへの貢献は、今後も期待が高まる。彼がこの勢いを保ち続け、新たな勝負所でどのような結果を出すか注視したい。若手選手にとっても、目に見える努力をする姿勢は良い手本になるでしょう。
キーワード解説
- 代打とは？：試合中に出場していない選手が相手ピッチャーに対抗するために打席に立つこと。
- 緊迫とは？：非常に緊張した状況や危険も伴う場面。
- 適時打とは？：試合の進行において必要なタイミングで打たれるヒット。
