しかし、試合は思わぬ展開となり、4回2/3を投げた西舘は98球を投げ9安打6失点(自責点5)という成績で降板となりました
西舘選手は、この試合までの交流戦で2戦2勝という好スタートを持っており、トップタイの3勝目を狙ってマウンドに上がりました
初回は無失点で切り抜けたものの、チャンスを生かせず続く回に失点が続き、3回には安田、山本大、西川選手に連打を浴び、同点に追いつかれてしまいました
5回には、先頭の寺地選手に中前打を許し、続いて安田選手の一ゴロ、山本大選手の左飛で2死二塁としたものの、四球を与えた後に池田選手に左翼線を破られる二塁打を打たれて勝ち越し点を許してしまいます
その後、さらに岡選手に二塁打を浴び、2者が生還し、西舘選手はそこで交代の指示を受けました
打線は、初回に坂本選手の今季1号ソロホームランで先制し、2回には丸選手の適時打で2点追加
しかし、その後は打線が機能せず、5回を終えた時点で3-6と3点を追う展開になりました
試合後、丸選手は「打ったのはスライダーです
チャンスだったので、甘いボールを逃さず打ち返せて良かったです
まだまだ追加点を取りに行きたい」とコメントを残し、次の試合に向けた意気込みを語りました
今回の試合は、西舘投手にとって非常に厳しい結果となったが、彼の今季の成績を振り返るとポテンシャルがあることが伺える。打線が初回に先制したものの、その後の試合展開では打撃陣が後続を生かせず、投手に重圧がかかる試合運びが続いた。今後は打撃の安定も必要とされるだろう。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合の初めにマウンドに上がり、最初の数回を担当するピッチャーのこと。試合の流れに大きな影響を与える役割を担っている。
- 自責点とは?:投手が与えた失点のうち、自己のエラーや不甲斐ない投球によるものを指す。自責点が多いと、投手のパフォーマンスが悪かったとされる。
- 交流戦とは?:セ・リーグとパ・リーグのチーム同士が戦う特別なシリーズ。シーズン中に行われ、ファンにとっても注目のイベントだ。

