三森大貴、プロ初のサヨナラ打でチームを勝利に導く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年6月25日、横浜スタジアムで行われた日本ハム戦において、横浜DeNAベイスターズの三森大貴選手が見事なサヨナラ打を放ち、チームを勝利に導いた

試合の10回には、一死満塁という絶好のチャンスが訪れ、三森選手は冷静に宮西尚生投手の直球を捉え、右前へヒットを打ち放った

これによりプロ9年目にして待望のサヨナラ打を記録

「喜びと安心感と、すごい充実感というか……

いい瞬間ではありました」と語る三森選手

その言葉からは、プレッシャーをはね返した喜びがにじみ出ている

三森大貴選手のこれまでの歩み

三森選手は昨年12月、浜口遥大選手との交換トレードによりソフトバンクから移籍してきた

新天地では背番号を13から26に変更し、気持ちを新たにしてプレーに臨むことを決意

「2倍頑張っていけるように」と語る彼は、セ・リーグの試合に初挑戦する中で、自身の持ち味を存分に発揮している

今シーズンの成績と貢献度

開幕1軍入りを果たした三森選手は、試合ごとに存在感を増し、特に4月1日の阪神戦では移籍後初スタメンを飾り、3安打2盗塁と大活躍を見せた

今シーズン、44試合に出場し、チームトップの10盗塁を記録

「相手が100パーセント警戒している場面で、しっかりとスタートを切ってスチールを決められる」と三浦監督は彼の技術の高さを評価している

多彩な守備位置での活躍

守備でも一塁、三塁、右翼に加え、日本ハム戦でのサヨナラ打の際には本職の二塁に就いた三森選手

彼は「どのポジションでも緊張感がある」と語り、代走や守備固めを高水準でこなしている

また、交流戦終了時点での得点圏打率は.391を記録するなど、勝負強さも発揮している

三森大貴選手のサヨナラ打は、彼にとって特別な瞬間でした。プレッシャーを感じながらも見事に成功させたことから、彼の成長がうかがえます。この活躍が今後のチームへの大きな力となることを期待したいと思います。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合が同点または逆転の状況で、最終回に打ったヒットやホームランによってチームが勝利を決定づけること。
  • 盗塁とは?走者が次の塁に進むために投手やキャッチャーのプレーをかわして塁を盗むこと。
  • 得点圏打率とは?得点から一定の距離にいるランナーがいる場合の打者の打率のこと。これが高ければ得点が生まれる可能性が高い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。