巨人・田中将大、2軍での登板も失点続き 調整苦しむピッチング状況

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<イースタン・リーグ:巨人-DeNA>◇25日◇ジャイアンツタウンスタジアム 東京ジャイアンツの田中将大投手(36)が、2軍調整後6度目の登板に臨んだが、期待に応えられず、3回で5失点を喫する結果となった

この日の試合は、田中投手の今季の調整状況を考える上でも重要だったが、相手チームの打線に対して制球が定まらず、厳しい内容となった

試合の経過

初回、田中投手は先頭打者の森敬を中飛に打ち取るも、続く石上と梶原に連打され、早々に1死二、三塁のピンチを迎えた

この状況で4番の蝦名を三ゴロに打ち取るも、続く井上に右前適時打を許し、2点の先制を許してしまった

2回にはさらに厳しい局面が続いた

2回は1死満塁の場面で、梶原の一ゴロの間に3点目を失い、3回も状態を立て直せず、相手打線に失点を重ねた

高見沢の内野安打や、勝又の右越え二塁打などを許した末に、9番の上甲に中前の2点適時打を浴びてしまった

田中将大の今季前半の振り返り

田中将は、5月1日の広島戦の1軍登板後、3度目の2軍調整

移籍初勝利を挙げた4月3日の中日戦に続く、17日のDeNA戦では2回で6失点を記録し、その後も2軍での調整を余儀なくされている

この日までの2軍での登板は8試合で、2勝1敗、防御率1.85と一定の成績を残しているが、2軍での実績が1軍での結果に結びつかない状況が続いている

田中将大選手の登板状況は、プロとしても注目される存在だけに、ファンも心配していることだろう。調整が難しい状況が続く中で、どのように立て直しを図るのか、今後の行動が期待される。今の成績が続くと、1軍昇格の道は遠のいてしまうため、次回の登板での復活を望みたい。
キーワード解説

  • 防御率とは?:防御率は、投手が9イニング(9回)投球した場合に与える自責点の平均値を示す指標で、低いほど投手の成績が良いとされる。
  • 2軍とは?:プロ野球における2軍は、1軍に比べて選手の出場機会が限られるが、若手の育成や怪我からの復帰を目的とした試合を行うチームのこと。

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