復帰を果たした阪神・高橋遥人、248日ぶりの公式戦登板
阪神タイガースの高橋遥人投手が6月18日、ウエスタン・リーグの広島戦で248日ぶりに公式戦に登板しましたこの試合は、昨年10月に行われたクライマックスシリーズ以来の復帰ということで、特に注目されていました
高橋は9回の2番手でマウンドに上がり、直球の最速151キロを計測
広島の若手打者を圧倒し、3者凡退の無失点に終わりました
高橋は、野球をすることを心待ちにし、そのために長期間のリハビリに取り組んできました
彼は「登板ができてうれしかったし、楽しかった」と、その感想を述べています
高橋は29歳で、入団以来何度も故障に悩まされてきました
特に昨年の11月には、「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受けており、その再起を目指す道のりは長く厳しいものでした
プロ入り以来、5回目となる手術は、23年6月に受けたもので、これまで左手首に埋め込まれていたチタンプレートの除去を目的としていました
昨年は1軍に昇格して4勝を挙げたものの、プレートが残った状態で投球していたため、“完全体”とは言えない状況でした
球団は高橋の希望を理解し、オフシーズンに手術を受けさせました
高橋は手術後、愛知県内の病院から退院した際に、「これを取ったら、もう少し動くんじゃないか」と今後への期待を語っています
手首の可動域は100%に達していなかったものの、プレートが外れたことで投球に大きな進展が期待されています
来シーズンに向けて高橋の活躍が期待されるところです
高橋遥人選手の復帰登板は、長いリハビリを経た成果を示しています。手術によって彼のパフォーマンスが向上する可能性が高まり、今後の試合が楽しみです。選手の努力とチームのサポートがどのように結果に結びつくかを見守りたいと思います。
キーワード解説
- 復帰登板とは?:選手が怪我から回復し、再び試合に出ることを指します。特にプロスポーツでは、選手の復帰はファンやチームにとって大きな話題となります。
- リハビリとは?:怪我や手術後に、身体機能を回復させるための治療や訓練を行うことです。選手にとって重要なプロセスで、元気な状態に戻るための努力が求められます。
- 左尺骨短縮術とは?:尺骨という骨を短くする手術で、不必要な部分を取り除くことで、痛みを軽減する目的があります。手首や肘の動きを改善することを目指します。

