巨人・山崎投手が好投、リーグ再開初戦で7勝目を挙げる

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◇セ・リーグ 巨人4-0DeNA(2025年6月27日 東京D) プロ野球は27日、交流戦を終えた後のリーグ戦が再開され、巨人がDeNAとの試合に臨みました

この試合で先発投手を務めた山崎伊織(26)が、6回2/3を4安打無失点という驚異的な成績を残し、リーグトップタイとなる7勝目を手にしました

この結果で、山崎は今季防御率や勝率でもリーグの3冠に輝く形となりました

巨人は5月31日以来久々の勝率5割に復帰し、順位でも2位に浮上

今回の試合は、交流戦を終えてからの「リスタート」と位置付けた重要な一戦であり、山崎選手は勝利を重視して臨みました

「勝たないと始まらないと思うので、勝てて良かった」と語った彼の言葉には、強い意志が感じられます

彼にとって、特に注目すべきは、エースの戸郷選手が不調のため2軍調整中という状況下で、初めてカードの先発を任された点です

「優勝へ向けて良い流れをつくれるように」との気持ちを持ってマウンドに上がった山崎選手は、カットボールの制球に若干の苦戦を強いられたものの、直球を軸に制御を修正し、防御率1点台の相手投手に投げ勝つことができました

さらに、山崎選手の成長はトレーニングにも現れており、これまで以上に体作りに力を入れてきたとトレーナーの神田昌也氏が語っています

リハビリを経て、彼はより強い体を目指し、トレーニングプログラムの効果も表れ始めています

「手応えを感じている」との言葉が、シーズン中のトレーニングの成果を物語っています

今回の試合を通じて、山崎選手は23年からDeNAに対して自身7連勝を維持しながらも、「目の前の打者一人一人を抑えた結果」と冷静に振り返っています

今後の金曜日の登板にも集中して挑む意向を示しつつ、2位に踏みとどまっている巨人が首位・阪神を追う姿勢が伺えます

セ・リーグの順位決定方法

順位決定方法
1. 勝率
2. 勝敗
3. 当該チーム間の対戦勝率
4. リーグ内対戦成績
5. 前年順位
今回の試合は、山崎選手の力強い投球と成長が印象的でした。彼はただ結果を出すだけでなく、メンタル面でも安定しており、今後のシーズンも期待が持てます。若手選手がチームを支える姿は、ファンにとっても心強いことでしょう。
キーワード解説

  • 投手とは?:野球で相手を打ち取るために球を投げる選手を指し、試合の流れを左右する重要な役割を担います。
  • 防御率とは?:投手が1イニングあたりに与える自責点の平均を示し、低いほど優秀な投手とされます。
  • トレーニングとは?:運動能力を向上させるために行う体力強化の計画的な運動を指します。

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