27日のソフトバンク戦では、1番・センターで先発出場し、2度のヒットを放ち、今季15度目の複数安打を達成
特に直近の5試合では、3試合で複数安打を記録し、打率は.318に達している
6月20日のDeNA戦での第1打席では、初球の149キロストレートをセンターフェンス直撃の二塁打、6月22日の同戦では、129キロのスライダーを打ち返してライトスタンドに本塁打を放つなど、打撃の向上を見せた
藤原は「バットの軌道が良くなってきているので、バッティングは成長していると思います」と自信を示している
藤原は、長打について「自分のフォームで打てれば長打が出る」と考え、最近のヒットのいくつかもその内容に沿った形で生まれたと言及
また、交流戦によって投手の攻め方やマークが厳しくなったことを感じているが、追い込まれた状態でも相手投手の投げ方を早めに把握することも重要視している
今シーズンは、58試合に出場し、打率はリーグ6位の.282、出塁率はリーグ4位の.353、得点圏打率はリーグ5位の.341、3本塁打、14打点、7盗塁と主力選手としての存在感を示している
藤原は「長打も増えてきているので、もっと打てるようにウエイトトレーニングを繰り返し、バットを振り続けていく」と今後のさらなる成長を目指している
藤原は、大阪桐蔭高校時代に春夏甲子園で連覇を果たした実績を持ち、プロ入り後も2021年7・8月度の月間MVPを受賞
昨シーズンの7月には打率.322を記録するなど、夏場に強い選手として知られている
現在、藤原はその勢いを保ちながら、今後の更なる活躍が期待される
藤原選手の成長は明らかで、打撃フォームの改善が功を奏していると感じます。特に、直近の試合でのパフォーマンスが優れていることから、今後の試合での活躍が期待されます。彼自身もウエイトトレーニングを重ね、今後の出力向上を目指しており、その向上心が彼の可能性を広げています。
キーワード解説
- 打率とは?:バッターがヒットを打つ割合を示し、計算方法はヒット数を打席数で割ります。
- 出塁率とは?:打者が出塁する確率を示し、ヒット、フォアボール、デッドボールなどで計算されます。
- 長打とは?:一度の打撃で二塁打や三塁打、本塁打などを含むヒットを指します。

