レッズのニック・マルティネス、8回ノーヒットの好投で今季5勝目を挙げる

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シンシナティ・レッズは、6月27日にグレートアメリカン・ボールパークで行われた試合で、サンディエゴ・パドレスを8対1で下し、見事な勝利を収めました

特に注目を集めたのは、レッズの34歳の投手ニック・マルティネスで、彼は8回までノーヒットの快投を見せ、今季の勝利を5に伸ばしました

マルティネスは以前日本ハムやソフトバンクでもプレーしており、日本でもその実力を発揮していました

今シーズンは開幕当初からローテーション入りを果たしていましたが、19日の試合においてツインズ相手に3回途中で7失点を許し、これまでに8回の敗戦を記録していました

しかし、今回は先発登板を果たし、古巣のパドレスとの対戦に臨みました

試合は初回から始まり、二死の場面で3番バッターのメリルに四球を与えましたが、その後4番のタティスJr.を打ち取り、打者22人を連続アウト

9回表にはノーヒットノーランがかかる可能性があったものの、先頭のブルックスに再度四球を許し、続くディアスには甘く入ったチェンジアップが左中間フェンス直撃の二塁打となり、遂にノーヒットノーランは逃しました

それでも、本拠地のファンからはスタンディングオベーションで称賛され、マルティネスは誇らしげに降板しました

その後、レッズの2番手左腕ロジャースが適時打を浴びてマルティネスに1失点が記録されましたが、マルティネスは自己最多の112球を投じ、今季最長の8イニングを投げて1被安打、2四球、6奪三振の素晴らしい成績を残しました

レッズはスティアが第1打席で7号ソロ、その他にも3打席連続で本塁打を打つなど活躍し、チーム全体で8得点を挙げました

これによりレッズは通算43勝39敗となり、地区首位のカブスとの差は5ゲームに広がりました

今回の試合は、ニック・マルティネスにとって重要な一戦でした。彼の好投はチームにとっても大きな力となり、特にホームでのファンの応援を受けながら、貴重な勝利を手にしました。しかし、ノーヒットノーランという偉業には一歩及ばず、今後の試合での活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • ノーヒットノーランとは?:試合中、投手が相手チームに安打を一度も許さず、完全に抑えることを指します。
  • 奪三振とは?:ピッチャーがバッターに対してストライクを3回取ってアウトにすることを言います。これが多ければ多いほど、投手のパフォーマンスが良いことを示します。
  • ブルペンとは?:試合中に控えている投手たちのエリアを指します。先発投手が交代した際に、ここから次の投手がマウンドに上がります。

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