日本ハム・達孝太投手、完封勝利を目指すも暑さとの戦い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本ハムの達孝太投手(21)は、6月29日に行われる西武戦(ベルーナドーム)で5勝目をかけて先発登板することが決まった

達は試合前の練習で暑さに苦しむ様子を見せ、「暑いっす、マジで」と顔をしかめるほどの厳しい気象条件下に置かれている

練習時の気温は33度に達し、湿度は50%以上という蒸し暑さが漂う中、達は完全試合(いわゆる完封勝利)を目指すと力強く誓った

 前回の試合では、西武の今井選手が熱中症のため途中降板する事態が起きた

これを受けて新庄監督は、「熱中症が危ない」との思いから、伊藤投手を僅か2失点であるにもかかわらず8回で降板させた

しかし達は、「昨夜の監督のコメントを見ると、なんだかできないような印象を受けた

けれども、必ず完封するつもりだ」と自らの意気込みを語った

 達は今季、西武と5月4日に対戦し、6回を投げて被安打4、1失点で初勝利を挙げている

「いつも通り投げるだけです

前回の試合も無失点だったので、あまり気を張らず、良いイメージを持って投げれば良い」と冷静さを保っている

試合は午後2時に開始され、予想最高気温は34度で、湿度も高い状況が予想される

達は「しっかり水分を取り、適切な休息を取りながら、投球間隔を少しずつ空けて投げられればいい」と語り、初完封に向けた準備を怠らない姿勢を示した

達孝太投手の完封勝利への挑戦には注目が集まる。熱中症のリスクが高い中、体調管理をしつつアピールできるかがカギになるだろう。22歳になったばかりの彼にとって、この試合は今後のキャリアを左右する重要なポイントになりそうだ。彼のメンタルの強さも試される試合となるだろう。
キーワード解説

  • 達孝太とは? 日本ハムで活躍する若手投手。簡単に言うと、ピッチャーが打者を抑えるために投げるボールを専門に扱う選手。
  • 完封勝利とは? ピッチャーが試合中に相手チームポイントを1点も許さずに試合を終えること。
  • 熱中症とは? 高温多湿の環境により、体内の水分が不足し、体調を崩す病気。特にスポーツ選手には注意が必要。
  • 湿度とは? 空気中に含まれる水分の量を示す指標。湿度が高いと体感温度も上昇し、プレーに影響を与える。

SNSでもご購読できます。