バウアーは6回途中、5失点を喫し、これで今季7敗目を記録
試合後のインタビューでは「自分に対する怒りと落ち込みがある
いろいろと試しているが、うまくいっていない状況」と複雑な心境を明かしました
前回登板の22日のロッテ戦では、1回で7失点し降板する屈辱を味わったバウアー
今回の登板では、5日間の休養を経て雪辱を期して臨みましたが、自己最多の6四球を記録するなど苦しむ展開となりました
直球は最速155キロを計測し、「状態は良かった」と自己評価する場面もありましたが、四回には丸選手による2点の二塁打で先制を許し、続く六回にはオコエ選手に走者一掃の三塁打を浴びました
この激しい失点を浴びた後、バウアーは呆然とした表情でベンチに下がりました
彼の現在の防御率は4・13と、規定投球回到達者の中でもワーストを記録しています
試合後、バウアーは「こういった落胆は過去に何度も経験したことがある
その時は徐々にいろいろ取り組んでいく中で先が見えてきたが、今は全くない
ちょっと先が見えない」と語り、今後の展望に不安を抱えている様子がうかがえました
チームの大原チーフ投手コーチも今後の方針について「正直、未定
全て一回ちゃんと整理して監督と決めたい」と現状を厳しく見つめています
さらに、チームは交流戦最終戦から3連敗となり、5月10日以来の借金1を背負うことになりました
三浦監督は「(バウアーを)一人にさせないように
しっかりとケアしながら、全員で戦っていきたい」と考え、チーム全体での支援を強調しました
今回のバウアー選手の試合は、非常に厳しい結果となりました。メジャーリーグでも活躍した実力者ですが、プロ野球の舞台で苦しんでいる現状は意外です。今後の改善が期待される一方で、チーム全体のサポートが求められます。
キーワード解説
- トレバー・バウアーとは?:横浜DeNAベイスターズに所属するアメリカ出身のプロ野球選手で、ピッチャーとして活躍しています。メジャーリーグにも挑戦した経歴があります。
- 四球とは?:投手がバッターに対して、ストライクゾーン内を通過せずにボールが4球投げられることで、バッターが一塁に進むルールです。これが多いと投手の制球力に問題があるとされます。
- 防御率とは?:投手が試合中に与えた失点の平均を示す指標で、通常は9イニング(1試合分)当たりの失点数で算出されます。防御率が低いほど、投手の成績が良いとされます。

