特に目を引くのは、先日発表された先発ローテーションの再編で、新たにドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手(24歳、NTT西日本)が加わったことだ
先発ローテーションの再編
阪神は現在、2位の広島と3位の巨人に3.5ゲーム差をつけているこの優位を保つため、7月1日からの巨人との3連戦(甲子園)では才木―大竹―伊原の3人がマウンドに立つことになった
特に伊原は、投球指名練習に参加し、「体の動きがよくないと感じないために走り込みが重要」と語った
厳しい環境での登板
伊原は6月1日の広島戦から始まる連続7試合の先発が屋外球場で行われる予定で、夏場の過酷な気候が彼を待っている今年の7月は、昼間の最高気温が35度前後、最低でも25度を超える日が続くため、選手たちにはコンディション管理が求められる
夏バテ対策も徹底
しかし、伊原はこの逆境にもかかわらず冷静に受け止めている「去年までの経験から、屋外が続く感覚には耐性がある」と話し、ドーム球場と屋外の気温差はさほど気にしていない様子
夏バテ対策として、特製の飲み物を用意し、水分補給にも気を使っているという
ルーキーとしての活躍
今季、伊原はここまで5勝2敗、防御率は驚異の1.08を記録しており、入団当初からの目標である新人王候補にも名乗りを上げている彼は猛暑の中で掲げた前半戦の目標を達成するため、全力を尽くす意向を示している
阪神の伊原投手が7試合連続で屋外球場での登板に挑む姿は、若い選手にとって非常に励みになる。高温多湿な日本の夏は、体力的にも精神的にも厳しいが、彼の前向きな姿勢と工夫は多くのファンの心をつかむに違いない。
キーワード解説
- 新人王とは?
- 防御率とは?
- 夏バテ対策とは?

