巨人の井上温大、甲子園で先発登板に向けた自信を示す

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<阪神-巨人>◇2日◇甲子園 巨人の左腕、井上温大投手(24)が、6月17日の日本ハム戦(東京ドーム)以来の先発マウンドに上がることが決定した

この試合は中14日という間隔での登板となるが、井上選手は前日1日の調整を甲子園で行い、「時間を大切に使ってこの登板に臨んでいるので、いい状態で臨めるかな」と自信をのぞかせた

今季の井上選手はここまで12試合に先発し、3勝6敗、防御率3.38という成績を残している

彼の直近の勝利は、5月21日の阪神戦であり、以降約1カ月勝ち星から遠ざかっている

井上選手は、「ボール球にしっかり投げきるボールだったり、逆に大胆にストライクを取るボールというのができていなかったなと思う」と述べ、自らの調整に対する意識を高めていることを明かした

また、登板に向けた暑さ対策にも万全を期す

夜でも残る蒸し暑い気候の中での試合を想定し、「水分補給をこまめにとったり」と具体的な対策を講じている

特に井上選手は「僕は誰よりも結構汗をかくので、毎イニング(ユニホームを)着替えに行って」と話し、その秘策を明かした

これは、誤って体温を上げてしまうことを防ぐための手段であり、選手がパフォーマンスを最大限に発揮するためには欠かせない工夫である

これにより、井上選手は自身の投球スタイルを改善し、勝利を目指す姿勢を見せている

井上温大投手が抱えるプレッシャーと、自身の問題点に対する意識の高さは印象的である。特に、勝率の低下に対して自己分析を行い、改善策を見出す姿勢は選手として非常に重要であり、ファンにとっても期待が高まる材料となる。さらに、気候に対する工夫も選手の成熟を示している。
キーワード解説

  • 防御率とは?:防御率は、投手が失点する確率を示す指標であり、低いほど良いとされる。一般的には1試合あたりの失点を算出し、シーズン全体にわたっての数値で評価される。
  • 絶対的エースとは?:絶対的エースは、チームの中で最も信頼され、特に重要なゲームで投げる投手を指す。彼らは決勝局面やプレーオフでの勝利に不可欠な存在となる。
  • リフレッシュ期間とは?:リフレッシュ期間は、選手が体調を整えたり、心身の疲れを癒やすための時間を指す。これは怪我のリスクを低減し、パフォーマンスを向上させるために重要である。

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