多摩川グラウンドデーに合わせて旧「グランド小池商店」の展示コーナーが公開

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2025年7月2日、Gタウンで行われたイースタン・リーグの巨人対ヤクルト戦において、「多摩川グラウンドデー」が開催され、このイベントに合わせて旧「グランド小池商店」の店内を再現した展示コーナーが同球場内に設けられた

この展示は今後予定されている一般公開に向けてメディアにお披露目された

旧多摩川グラウンドからおよそ500メートルの位置にあった「グランド小池商店」は、巨人の専用球場に訪れる選手やファンの憩いの場として親しまれていた

店の元店主、高橋文子さん(71)は、両親から引き継いだこの歴史あるお店の思い出を皆と共有したいという思いから、飾られていた選手のサイン、写真、バットなどを球団に寄贈し、今回の展示に至った

高橋さんによると、同店には野球界のレジェンド、長嶋茂雄氏も多く訪れたという

高橋さんは「長嶋さんは神々しくて、今思い出しても良い思い出です」と語り、彼が店での食事を楽しむ姿や、ファンのために余った飲み物を残して帰る様子などを懐かしそうに振り返った

展示コーナーには、選手のサインや写真が約100枚、バットが23本展示され、さらに他のサインや色紙、数百枚は今後入れ替わりで展示される予定だ

高橋さんは、「多摩川グランドや小池商店を知る方には懐かしさを感じてもらえるでしょうし、知らない方々にも興味を持っていただけると思います」と感謝の気持ちを込めて述べた

今回の展示は、巨人ファンや多摩川グラウンドを訪れた人々にとって、かつての思い出を呼び起こす絶好の機会となっています。高橋さんの語る昔話や長嶋茂雄氏のエピソードは、スポーツ文化の重要な一端を感じさせます。これを機に、さらなる多くの人が野球に親しむことが期待されます。
キーワード解説

  • 多摩川グラウンドとは?:巨人軍の専用練習場で、多くの名選手が集まった場所です。過去には多くのファンが訪れ、懐かしい思い出が詰まっています。
  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の二軍リーグの一つで、若手選手の育成や試合経験を積むためのリーグです。
  • 展示コーナーとは?:特定のテーマに沿った物品や資料を公開し、来場者が観覧できるようにした場所のことを指します。

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