阪神・伊原陵人投手が5回2失点、安定感を見せるもチームは同点に追いつく

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◇プロ野球セ・リーグ 阪神-巨人(3日、甲子園球場) 阪神の先発・ドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手は、5回2失点で降板しました

この試合には、パーフェクトリリーフと呼ばれる無失点での投球や、先発としての役割が求められる中、彼のパフォーマンスが注目されました

伊原投手はこれまでの16試合の登板で、防御率1.08という非常に優れた成績を収めてきました

66と2/3回を投げる中で、与四球が10、無死球という高い制球力も評価されていました

しかし、この試合では初回から高めに浮くボールが目立ち、先頭打者から連打を浴び、巨人の増田陸選手にカットボールを捉えられ、2点の先制タイムリーを許してしまいました

伊原投手はその後も先頭打者の出塁を許すなど苦しいピッチングが続きますが、要所を抑える投球で巨人に追加点を許しませんでした

3回には巨人・キャベッジ選手にプロ入り初の死球を与えてしまいましたが、後続をしっかりと打ち取り、危機をしのぎました

阪神打線は4回には大山悠輔選手のタイムリーで1点差に迫り、5回には伊原投手の代打として出場したヘルナンデス選手が犠牲フライを決め、同点に追いつく展開となりました

伊原投手のこの日の成績は5回89球を投げ、被安打9、奪三振1、与四死球4、そして2失点という内容です

今回の試合では阪神の伊原投手が期待通りの力を発揮しつつも苦しい場面が見受けられました。特に、初回の2失点は残念でしたが、その後の投球で状況を持ち直す姿勢は評価できます。若手選手の成長を担う彼の今後が楽しみです。
キーワード解説

  • パーフェクトリリーフとは? パーフェクトリリーフとは、リリーフ投手が登板後に一人の打者にも出塁を許さず無失点に抑えることを指します。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が許した自責点を投球イニングで割った値で、投手の性能を測る指標となります。
  • 制球力とは? 制球力は、投手がボールを投げる際に、狙った場所に正確に投げる能力を示す言葉です。
  • 死球とは? 死球は、投手が投げたボールがバッターの身体に当たることを言い、出塁の権利が与えられます。

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