阪神・大山、巨人戦で圧巻の活躍!“Gキラー”としての存在感を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「阪神3-2巨人」(3日、甲子園球場)で、阪神タイガースの大山悠輔選手が劇的な活躍を見せ、試合は甲子園を興奮のるつぼに変えました

試合は同点の9回、無死一、二塁の場面で、外角の直球を見事に捉え、巨人・マルティネスの膝を強襲する内野安打を放ちました

この一打により、開幕から31試合連続無失点を誇る巨人の守護神に迫る形となり、続けて豊田寛選手によるサヨナラ犠牲フライを演出しました

試合後、大山選手は「(豊田)寛が決めてくれたのでそれでチームが勝ちましたし、チームが勝ったってことが一番良い」と、後輩の活躍を称賛しつつ自身の役割も果たしたことに誇りを見せました

伝統の一戦でも大山選手の活躍は続きます

二回には横川選手の低めの直球に反応してチーム初安打となる痛烈な中前打を記録

そして四回には、内角のカットボールを巧みに打ち返し、1点差に詰め寄る左前適時打を放ちました

「まずは1点をどんな形でも取りたいと思っていた

しっかり打ち返せて良かった」とこのプレーを振り返りました

大山選手は今季、巨人戦の全15試合で安打を記録しており、打率は驚異の・383を誇ります

昨年9月1日からの対巨人戦では18試合連続安打を達成し、昨季王者相手に圧倒的な打撃力を発揮し続けています

2024年オフにはFA権を行使する予定ですが、巨人からのラブコールを受けた中で、阪神に残留を決断

そして、永遠のライバルである巨人を相手に「Gキラー」としてチームを牽引しています

最近の試合では6月3日の日本ハム戦以来の3安打を記録し、ここまで本塁打はわずか4本にとどまりますが、調子が上向いている様子がうかがえます

4試合連続安打を記録し、7月も3試合で12打数6安打、打率は・500と好調を維持

これから夏場を迎え、酷暑で疲労が蓄積する時期に入りますが、大山選手の活躍が続けば、2年ぶりの優勝の可能性も見えてきます

「また明日から頑張りたいと思います」と意気込む背番号3が、次にどのようなプレーを見せるかに注目が集まります

大山選手の活躍は、阪神タイガースにとって非常に重要です。巨人戦での連続安打は、彼がチームの中心選手としての存在感を示現しています。また、FA権を持つ選手が残留を選んだことも、ファンからは嬉しいニュースです。夏場を迎えた今、彼の調子が上がることで、チーム全体も好調になるでしょう。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、特にピッチャーが試合中に相手チームに得点を許さないことを言います。投手が試合を支配するための重要な指標です。
  • サヨナラ犠飛とは?:サヨナラ犠飛とは、試合が最後のイニングで同点、または1点差の状況で、攻撃側の選手が外野へ打球を送り、それにより得点が入ることを指します。
  • FA権とは?:FA権とは、フリーエージェント権の略で、選手が所属チームを離れ、他のチームと交渉する権利です。これにより選手は新たな契約を結ぶことが可能となります。

SNSでもご購読できます。