巨人・山崎伊織、圧巻の投球で今季8勝目を達成

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◇セ・リーグ 巨人1―0広島(2025年7月4日 東京D) 巨人の5年目右腕・山崎伊織投手(26)が4日の広島戦において、今季14度目の先発登板を果たしました

試合は、彼が8回を投げて10三振を奪い、散発3安打無失点という圧巻の投球を披露し、リーグ最多の今季8勝目(2敗)をマークしました

この試合は、相手先発右腕・森下との息詰まる投手戦となりました

0対0で迎えた8回、自身の代打であるキャベッジが右翼スタンド上段に決勝のホームランを打ち込み、山崎はベンチでその瞬間を喜び爆発させました

試合後のお立ち台では、山崎は「ほんとにキャベッジのホームランが印象的すぎて…はい

凄い興奮してます、はい

うれしかったです」と興奮を隠せませんでした

キャベッジも「一生懸命投げてたんで、なんとか助けてあげたいという気持ちで打席に臨みました」と語り、チームメイトとしての絆を感じさせました

さらに、投手戦の厳しさについて山崎は「まずは先制点を与えないというところと、粘り強いチームなので粘り強く投げていこうと思っていました」と振り返りました

8回には先頭のモンテロに11球、さらには森下にも10球粘られるなど苦戦を強いられましたが、リードを守りきりました

この日の投球は126球で、今季最多

昨年7月16日の阪神戦で投げたプロ最多128球にも迫るものでした

山崎は「ちょっと球数いきすぎたな思いますけど、ここでしっかり止めて3連勝できるよう頑張ります」と語りました

菅野が海を渡り、戸郷が不調に苦しむ中、山崎の存在はチームにとって非常に大きなものです

とはいえ「本当に守備の方にいつも助けられてますし、甲斐さんと1イニング1イニングどうやっていこうと考えながらできているんで、本当にそのおかげだと思います」と丁寧に謙虚さを見せました

リーグ単独トップとなる8勝目を達成した彼ですが、「あんまり考えすぎずに目の前の1試合1試合を頑張っていきたいと思います」と浮かれることなく冷静な口調で答えていました

今回の試合では、山崎選手が強気な投球を見せ、特にキャベッジ選手のホームランが試合の流れを変えました。チーム全体が一体感を醸し出し、勝利を手にしました。投手戦の中で互いの絆を感じさせるメディアでのコメントが印象的でした。
キーワード解説

  • 三振とは?:打者が投手の投げた球を打たずにアウトになることを言います。
  • 先発ピッチャーとは?:試合の最初から登板し、チームの先発投手として投げる選手のことです。
  • ホームランとは?:打者がフルスイングしてボールを打ち、外野のフェンスを越えて得点することです。

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